『ブラッククローバー』のスペード王国編で、世界そのものを滅亡させかねない脅威として登場するのが「冥府の門」です。
ナハトの説明によって冥府には複数の階層があることが明らかになり、クリフォト降臨の儀が進むにつれて門が開き、強力な悪魔たちが現世へ現れる危険性が示されました。
そのため、「冥府の門は全部でいくつ?」「門ごとにどんな悪魔がいる?」「リリスとナヘマーはどこから出てきた?」「7つすべて開くとルチフェロが出てくるの?」と疑問に感じた方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、クリフォトには7つの門があり、門が開いて深い階層へ進むほど、より強大な悪魔が現世へ出られるようになります。
ただし、作中では7つすべての門について「第○門にはこの悪魔」と完全な対応表が明かされているわけではありません。
そこでこの記事では、作中で判明している情報を中心に、冥府の門の仕組み、悪魔との関係、実際に現れたリリス・ナヘマーやアドラメレク、そして最深部にいるルチフェロまで整理していきます。
📝 この記事のポイント
- 冥府にはクリフォトに関係する7つの門が存在する
- 階層が深くなるほど悪魔は強くなる
- 第一の門からリリスとナヘマーが現世へ出現
- さらにアドラメレクも冥府から現れる
- 最深部には悪魔の王ルチフェロが存在する
- 作中では7つの門すべての悪魔が完全公開されたわけではない
⚠️ 注意・ネタバレ
この記事では『ブラッククローバー』スペード王国攻略編の悪魔やクリフォト降臨の儀について、原作の展開を含めて解説しています。
ブラッククローバーの冥府の門とは?7つの門と悪魔の仕組み
冥府の門は現世と悪魔の世界を隔てる境界
まず押さえておきたいのが、「冥府」と「冥府の門」は同じものではないという点です。
冥府は悪魔たちが存在する世界であり、冥府の門はそこから現世へつながる境界として描かれています。
通常であれば悪魔たちは自由に現世へ出てくることができません。
ところが、クリフォト降臨の儀によって現世と冥府がつながり、門が開けば状況が変わります。
門の向こう側にいる悪魔が現世へ出られるようになり、人間側にとって一気に脅威が増大するわけです。
実際、第一の門が開いたことで最上位悪魔リリスとナヘマーが現世へ姿を現し、ナハトたちを圧倒しました。
私としては、スペード王国編の恐ろしさは「強いボスを一人倒せば終わり」ではないところにあると感じます。
戦っている間にも儀式が進めば次の門が開き、さらに強い悪魔が追加されるため、時間そのものが敵になっているのです。
クリフォトには7つの階層と7つの門がある
ナハトが魔法騎士団長たちへ説明した情報によると、クリフォト降臨の儀では7つの階層に対応する7つの門が段階的に開いていきます。
本来の計画では、クリフォトの降臨は7日間かけて進行する想定でした。
つまり、一度門が開いたら即座に最深部の悪魔まで全員が出てくるわけではありません。
上層から下層へと段階的に現世との接続が深まり、それに合わせて危険度も上昇していく仕組みです。
📝 7つの門のイメージ
現世 → 第一の門 → 第二の門 → さらに深い階層 → 最深部
下へ進むほど、そこに存在する悪魔の力も強大になります。
ここで重要なのは、「7つの門=悪魔が7体」ではないことです。
クリフォトには複数の悪魔が存在し、第一の門だけでもリリスとナヘマーという2体の最上位悪魔が登場しています。
クリフォトそのものの仕組みや、なぜヤミの闇魔法とウィリアムの世界樹魔法が必要なのかについては、クリフォトの樹と7つの門の仕組みを解説した記事で詳しくまとめています。
クリフォトに整合する悪魔は10体|ただし全員の正体は判明していない
ナハトの説明では、7つの階層にはクリフォトに整合する悪魔が10体存在するとされています。
ここは混同しやすいところです。
門は7つですが、悪魔は7体ではなく10体です。
ただし、原作では「第一の門から最深部までの10体すべて」について、名前・能力・配置が完全な一覧として公開されたわけではありません。
作中で明確に姿を現した悪魔や、冥府を支配する存在として名前が判明した悪魔はいますが、空白となっている部分も残されています。
そのため、現実のクリフォトに関する伝承などをもとに「残りの悪魔は○○だ」と当てはめる説もありますが、元ネタと『ブラッククローバー』の公式設定は分けて考える必要があります。
私としても、この部分は推測で一覧を完成させるより、「作中で判明している悪魔」と「未判明の部分」を分けるほうが作品を正確に理解できると考えています。
深い階層ほど悪魔が強い|上層ですらダークトライアド級
冥府の恐ろしいところは、単純に悪魔の数が多いことだけではありません。
階層が深くなるほど、そこに存在する悪魔も強くなると説明されています。
しかも上層にいる悪魔の時点で、ダンテ・ヴァニカ・ゼノンからなる漆黒の三極性(ダークトライアド)級の力を持つとされます。
ダークトライアドはそれぞれ強力な悪魔の力を使用し、魔法騎士団長級の実力者でも苦戦するほどの敵でした。
そのクラスが「上の方」に位置していると考えれば、冥府の深部がどれほど危険なのか想像しやすいでしょう。
⚔️ 冥府の悪魔の強さのポイント
- 上層の悪魔でもダークトライアド級
- 階層が深くなるほどさらに強力になる
- 第一の門から最上位悪魔リリスとナヘマーが登場
- 最深部には悪魔の王ルチフェロが存在する
つまりクリフォト降臨の儀を止める戦いは、単なるスペード王国攻略ではありません。
「これ以上深い階層を開かせない」こと自体が世界を守るための重要な勝利条件だったのです。
冥府の門を開くクリフォト降臨の儀とは?
冥府の門を開くためにダークトライアド側が進めていたのが、クリフォト降臨の儀です。
そのために必要となる重要な存在が、闇魔法を持つヤミ・スケヒロと世界樹魔法を持つウィリアム・ヴァンジャンスでした。
ダンテが黒の暴牛を襲撃してヤミを狙い、ゼノンが金色の夜明けを襲撃してウィリアムを連れ去ったのも、この儀式に2人が必要だったからです。
つまり、2人の誘拐は単なる戦力削減でも人質作戦でもありません。
ヤミの闇魔法とウィリアムの世界樹魔法を利用し、現世と冥府をつなげることが本当の目的でした。
なぜ2人が狙われたのか、誘拐からクリフォト降臨の儀までの流れは、ヤミとウィリアムが誘拐された本当の理由で詳しく解説しています。
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冥府の門から出てくる悪魔は誰?リリス・ナヘマーからルチフェロまで解説
📌 ここでのポイント
第一の門が開くとリリスとナヘマーが現世へ出現
スペード王国でモリスがクリフォト降臨を加速させたことで、予定よりも早く冥府の門が開きます。
そこで姿を現したのが、最上位悪魔リリスとナヘマーです。
この2体の登場は、それまで悪魔の力を借りて戦っていたダークトライアドとは意味が違います。
悪魔憑きの人間ではなく、冥府にいる最上位悪魔そのものが現世へ姿を現したからです。
ナハトは4体の悪魔と契約し、複数の悪魔同化を使い分けられるほど悪魔について詳しい人物ですが、それでもリリスとナヘマーを相手に圧倒されました。
第一の門でこのレベルなら、さらに深い階層を開かせてはいけない――そう実感させる展開だったと思います。
リリスとナヘマーは炎と氷を操る最上位悪魔
リリスとナヘマーは対になるような最上位悪魔です。
リリスは魔氷魔法、ナヘマーは魔炎魔法を使用します。
この炎と氷は通常の属性魔法とは一線を画すほど強力で、ナハトの攻撃さえ大きな脅威になりませんでした。
さらに2体は別々に戦うだけではなく、片方が倒されたあとに力を一つへまとめることで、より危険な存在となります。
そんな最上位悪魔へ対抗したのが、リーベとの悪魔同化を完成させたアスタです。
魔力そのものを打ち消す反魔法は、膨大な魔力を武器とする悪魔にとって極めて相性の悪い能力でした。
私がこの戦いで面白いと感じるのは、冥府では最下級だったリーベの力が、最上位悪魔を倒す切り札になる逆転構造です。
魔力の強さによる序列が絶対視される悪魔の世界に対して、魔力を持たないアスタとリーベがその常識をひっくり返していきます。
第二階層から現れたアドラメレクは戦おうとしなかった
さらにクリフォトの進行によって現世へ姿を見せた重要な悪魔が、アドラメレクです。
アドラメレクも最上位悪魔ですが、リリスとナヘマーとは行動が大きく異なります。
人間を見つけてすぐ襲いかかるのではなく、戦況を眺めるような態度を取り、ルチフェロから命令されても積極的に従おうとはしませんでした。
この態度から分かるのは、最上位悪魔だからといって全員がルチフェロへ絶対服従しているわけではないということです。
アドラメレクはその後の物語にもつながる行動を見せるため、単なる「第二の強敵」として配置された悪魔ではありません。
リリスとナヘマーが圧倒的な暴力による恐怖を象徴していたのに対し、アドラメレクは何を考えているのか分からない不気味さを持つ存在だと私は感じます。
最深部にいるルチフェロは「悪魔の王」と呼ばれる別格の存在
そして冥府の最深部に存在する最大級の脅威が、ルチフェロです。
ルチフェロは重力魔法を操る最上位悪魔で、ダンテ・ゾグラティスへ悪魔の力を与えていた存在でもあります。
作中では「悪魔の王」「魔王」と呼ばれるほどの存在で、ナハトも最深部からルチフェロが出てくれば世界は終わるという趣旨の危険性を説明していました。
その評価が決して大げさではないことは、後の戦闘で証明されます。
完全な状態ではないにもかかわらず、現世へ顕現したルチフェロは複数の魔法騎士団長を相手に圧倒的な力を見せました。
⚡️ 注目ポイント
第一の門のリリスとナヘマーですら最上位悪魔ですが、冥府は深くなるほど危険度が上昇します。その最深部にいるルチフェロは、クリフォト降臨の儀で最も警戒されていた存在です。
ルチフェロの正体や重力魔法、50%顕現の状態でなぜ団長たちを圧倒できたのかについては、ルチフェロの正体と強さを解説した記事もあわせて読むと分かりやすいです。
ルチフェロは7つの門を全部開いて普通に出てきたわけではない
ここは『ブラッククローバー』の冥府の門を理解するうえで、かなり重要なポイントです。
当初説明されたクリフォト降臨の儀では、階層が順番に開かれ、最終的に最深部のルチフェロが現世へ出ることが最大の危機とされていました。
しかし実際のスペード王国での展開は、7つの門が予定通りすべて開き、完全なルチフェロがそのまま歩いて出てきたというものではありません。
ルチフェロは冥府の悪魔たちを利用し、巨大な依代を形成することで現世への顕現を進めます。
そのため、アスタたちが対峙したルチフェロは50%の顕現にとどまっていました。
それでも魔法騎士団長たちを圧倒するほどの力を発揮したことを考えると、もし当初の計画どおり最深部まで完全に開き、100%のルチフェロが現れていた場合、その危険度は計り知れません。
私としては、ここで「完全体を出さずにルチフェロの絶望的な強さを見せた」ことが、冥府の底知れなさをより強く印象づけていると感じます。
残りの門と悪魔はどこまで判明している?全員が登場したわけではない
「7つの門があるなら、第3・第4・第5……の悪魔は誰なの?」と気になるところですが、作中ではクリフォトに関係する10体すべてが、門ごとの完全な対応関係まで明らかになったわけではありません。
ここは、ネット上の悪魔一覧を見る際にも注意したい部分です。
『ブラッククローバー』には、ルチフェロ、ベルゼブブ、アスタロト、リリス、ナヘマー、アドラメレクなど、クリフォトを連想させる名前を持つ最上位悪魔が複数登場します。
一方で、現実の神秘思想におけるクリフォトの悪魔名をそのまま作品へ当てはめ、「第○階層はこの悪魔」と補完した一覧は、作中で確定していない部分まで含んでいる場合があります。
✅️ 作中で押さえておきたいポイント
- 冥府には7つの階層・7つの門がある
- クリフォトに整合する悪魔は10体と説明される
- 第一の門からリリスとナヘマーが出現
- アドラメレクも冥府から現世へ出現
- 最深部にはルチフェロが存在する
- 10体すべての配置・能力が完全公開されたわけではない
分からない部分が残されているからこそ、冥府にはまだ物語で描かれていない脅威が存在していたことも想像できます。
ただし、その空白を考察する場合は、作中の確定情報とは分けて楽しむのがよいでしょう。
この記事の総括
『ブラッククローバー』の冥府の門は、悪魔たちが存在する冥府と現世を隔てる重要な境界です。
クリフォト降臨の儀によって7つの門が段階的に開き、深い階層へ進むほど、より強力な悪魔が現世へ出られるようになります。
📝 この記事の総括
- クリフォトには7つの階層と7つの冥府の門がある
- クリフォトに整合する悪魔は10体と説明されている
- 階層が深くなるほど悪魔の力は強大になる
- 第一の門から最上位悪魔リリスとナヘマーが出現した
- さらにアドラメレクも現世へ姿を現した
- 冥府の最深部には悪魔の王ルチフェロが存在する
- ルチフェロは7つの門が通常どおりすべて開いた結果として完全顕現したわけではない
- スペード王国で顕現したルチフェロは50%の状態だった
- 7つの門と10体すべての悪魔の対応関係は完全には明かされていない
冥府の門の本当の恐ろしさは、一つ開くだけでも最上位悪魔が現れ、さらにその先にはより強力な悪魔が待っていることです。
第一の門から現れたリリスとナヘマーだけでもナハトを圧倒したことを考えると、最深部まで完全に開かせるわけにはいかなかった理由がよく分かります。
そして、その最深部にいるのがルチフェロです。
アスタたちが戦ったのは完全な100%顕現ではなかったにもかかわらず、複数の団長を相手に圧倒的な力を見せました。
「次の門が開いたら、今よりさらに危険な悪魔が出てくる」――この段階的に迫ってくる絶望感こそ、スペード王国攻略編におけるクリフォトと冥府の門の大きな見どころだと私は思います。
これからスペード王国編を読む・アニメで追いかける方は、単に「悪魔が出てくる」という点だけでなく、今どの門まで開いているのか、次の階層には何が待っているのかを意識すると、戦いの緊迫感をさらに楽しめるでしょう。
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