『ブラッククローバー』で、4体の悪魔を従え、多彩な悪魔同化を使いこなす黒の暴牛副団長・ナハト。
「悪魔4体の名前と能力は?」「カニスやフェリスは誰と同化した姿?」「影魔法と悪魔の力はどう違う?」と気になった方もいるのではないでしょうか。
ナハトが使役する悪魔はギモデロ・スロトス・プルメデ・ワルグナの4体で、それぞれ群れ・剛健・俊敏・鳴声の特性を持っています。
ナハトの強さを理解する鍵は、自身の影魔法に悪魔の特性を組み込み、状況に合わせて戦い方を変えられることです。
この記事では、4体の悪魔と同化モードの対応を最初に整理し、影魔法の役割、2体同時の悪魔同化、強さと限界まで解説します。
📝 この記事のポイント
- 悪魔4体の名前・特性・悪魔同化モードが一覧で分かる
- 影魔法と悪魔の特性を分けて理解できる
- ガルス×フェリスと最上位悪魔との戦いを整理できる
- ナハトとアスタの悪魔との関係、原作で読み返したい巻が分かる
⚠️ 注意・ネタバレ
この記事は原作漫画のスペード王国編、とくに29巻の戦闘内容に触れます。
ナハトの悪魔4体と能力一覧!悪魔同化で何が変わる?
ナハトは、禁忌の儀式である従魔の儀によって屈服させた4体の悪魔を使役しています。
悪魔同化は「ユナイト」と読み、契約した悪魔と同化することで、その力を引き出す技術です。
悪魔の名前、特性、同化した姿の名前は、それぞれ別のものです。
たとえば「ギモデロ」が悪魔の名前、「群れ」が特性、「モード:カニス」が同化形態の名前に当たります。
| 悪魔の名前 | 姿の特徴 | 特性 | 悪魔同化モード | 主な能力 |
|---|---|---|---|---|
| ギモデロ | 狼型 | 群れ | カニス | ナハトの分身を生み出す |
| スロトス | 馬型 | 剛健 | エクウス | 頑強な体と高い防御力を得る |
| プルメデ | 猫型 | 俊敏 | フェリス | 高速移動に特化する |
| ワルグナ | 鳥型 | 鳴声 | ガルス | 飛行し、鳴声で相手の動きを一瞬止める |
覚えるときは、カニスが分身、エクウスが耐久、フェリスが速度、ガルスが飛行と行動阻害、と役割を結び付けると整理しやすくなります。
4体を従えているため、ナハトには一つの戦い方に縛られない柔軟さがあります。
ギモデロの「群れ」は、ナハトの分身で相手を追い詰める
ギモデロは狼型の悪魔で、ナハトを「ナハトの旦那」と呼ぶ、明るく陽気な性格の持ち主です。
ナハトのそばにいる小さな悪魔として、4体の中でも印象に残っている方が多いかもしれません。
特性は「群れ」で、ギモデロと悪魔同化したナハトはモード:カニスとなり、分身を生み出します。
一人の相手に複数方向から圧力をかけられるため、敵はナハト本人だけを見ていればよい状況ではなくなります。
影を使って姿を隠す戦い方と重なることで、攻撃への警戒や本体の見極めが難しくなるのです。
ここでいう「群れ」は、仲間の悪魔を新しく召喚して増やす能力というより、ナハトの分身を展開する特性として捉えると分かりやすいでしょう。
私がカニスに感じる面白さは、分身の数そのものよりも、相手に考えさせることを増やせる点です。
目の前の敵へ対応している間にも別方向から迫られるため、ナハトが戦いの主導権を握る助けになります。
また、厳しい態度を取るナハトと、親しげに接するギモデロの温度差も、二人を見ていて楽しいところです。
スロトスの「剛健」は、重力魔法にも抗える頑強さを生む
スロトスは馬型の悪魔で、特性は「剛健」です。
悪魔同化すると、ナハトはモード:エクウスになります。
両腕に盾のような装備をまとい、強い圧力に耐えられる体を得る、防御面に優れた形態です。
集英社の公式キャラクター紹介でも、ダンテの重力魔法に抗えるほど頑強な体を得られると説明されています。
エクウスは、敵の攻撃を受けても平気になる万能な無敵形態ではなく、耐久力を大きく高めるモードです。
回避する余地が少ない状況や、その場で踏みとどまる必要がある場面では、速さとは違う形でナハトを支えます。
影を操るナハトには、隠密や奇襲の印象が強いかもしれません。
その一方で、正面から圧力を受け止める手段まで備えていることが、能力構成の幅を広げています。
私は、スロトスの存在によって、ナハトが「逃げるのが得意な魔道士」だけでは終わらなくなっていると感じます。
敵の力を受け止めて時間を作れることは、仲間と連携する戦いでも大きな意味を持つでしょう。
プルメデの「俊敏」は、高速移動と情報収集を支える
プルメデは猫型の悪魔で、特性は「俊敏」です。
悪魔同化したモード:フェリスは、高速移動に特化した形態です。
敵との距離を素早く変えたり、攻撃を避けたりと、位置取りが重要になる戦闘で力を発揮します。
ナハトは影を利用する魔道士ですが、影を操れることと、自分自身が高速で動けることは同じではありません。
そこへフェリスの速さが加わることで、相手への対応の幅が広がります。
さらに、プルメデには分裂して得た情報を、契約主のナハトへ伝達する能力もあります。
ただし、これはプルメデの情報収集に関する働きであり、フェリスの高速移動とすべて同じ能力としてまとめないほうが正確です。
「同化したナハトを速くする力」と「悪魔が情報を集めて伝える働き」を分けて考えると、役割が見えてきます。
私は、プルメデが戦闘と偵察の両方で役立つところに、ナハトとの相性のよさを感じます。
長期間スペード王国へ潜入していたナハトにとって、敵の様子を知る力は、攻撃の威力に劣らない重要な武器だったと考えられます。
ワルグナの「鳴声」は、一瞬の隙を作るガルスの切り札
ワルグナは鳥型の悪魔で、特性は「鳴声」です。
悪魔同化するとモード:ガルスになり、ナハトの背中に生えた大きな翼によって飛行が可能になります。
空中へ移動できるだけでも、地上の相手とは異なる位置から戦える利点があります。
そして、ガルスでとくに覚えておきたいのが、鳴声による行動阻害です。
ワルグナの鳴声には、聞いた者の動きを一瞬止める働きがあります。
相手を長時間操る能力ではありませんが、素早い攻防が続く戦いでは、その一瞬が次の行動につながります。
移動しようとした相手を止める、攻撃へ移る隙を作るなど、戦況を動かすきっかけになる特性です。
ただし、動きを止められることと、そのまま相手を倒せることは分けて考える必要があります。
鳴声が通じる場面でも、勝つためには攻撃や拘束、その後の連携が必要です。
私は、ガルスは見た目の派手な翼以上に、相手の行動へ干渉できる点が魅力だと感じます。
大きな一撃を放つだけではない、ナハトらしい戦術的な強さが表れているモードです。
ナハトの悪魔同化と影魔法はなぜ強い?組み合わせと限界を解説
📌 ここでのポイント
影魔法だけでも、潜入・移動・拘束をこなせる
ナハト自身の魔法属性は「影」です。
悪魔4体の特性を整理する際も、まずは影魔法がナハト本人の能力の土台になっていると押さえておきましょう。
ナハトは影を利用して移動し、相手を拘束し、周囲を影で覆って戦うことができます。
代表的な魔法と役割は、次のように整理できます。
| 魔法 | 主な役割 |
|---|---|
| 影の回廊 | 影を利用した移動や仲間の輸送 |
| 暗い園の誘い | 影から伸ばした手で相手を捕らえる |
| 暗獄の狩り場 | 周囲を影で覆い、気配を隠して攻める |
| 天影千里眼 | 離れた場所の状況を確認する |
こうした能力は、目の前の敵に攻撃を当てる場面だけで役立つものではありません。
敵地へ入る、必要な情報を集める、仲間を戦場へ運ぶといった、戦う前の準備にも関わります。
ナハトは、戦闘が始まってからの対応だけでなく、戦う場所や条件を整えることにも優れた魔道士です。
スペード王国でスパイとして活動していた経歴も、この能力と結び付けると理解しやすくなります。
私は、影魔法の魅力は「敵から見えにくい」だけでなく、仲間が動ける道を作れるところにもあると思います。
本人が目立つ攻撃をしていない場面でも、作戦を進めるうえで重要な仕事を担えるのです。
悪魔同化は、影魔法へ別々の得意分野を組み込む技術
ナハトは契約した悪魔と同化することで、悪魔ごとの特性を自分の魔法や戦闘へ反映させます。
そのため、同じ影魔法を使っていても、選ぶモードによって得意な動きが変わります。
分身を展開したいならカニス、強い圧力に耐えるならエクウス、高速移動にはフェリス、飛行や鳴声の利用にはガルスという違いがあります。
4つのモードは、単純に弱い順から強い順へ並んだ段階的な変身ではありません。
それぞれに役割があるため、「最後に使ったモードがいつでも最強」と考えると、ナハトの戦い方を見失ってしまいます。
大切なのは、敵が何をしてくるのか、自分はその場で何をする必要があるのかという判断です。
また、4体の悪魔を使役していることと、常に4体すべてと同時に同化していることも別です。
戦闘を見るときは、ナハトの周囲にいる悪魔の数だけで判断せず、モード名や装備の変化へ注目すると分かりやすくなります。
私は、この使い分けにこそ、アスタへ悪魔の力の使い方を教えられるナハトの経験が表れていると感じます。
力を引き出す技術と、引き出した力をどう使うかという判断の両方が、彼の強さを支えています。
ガルス×フェリスは、2体同時の悪魔同化で限界へ挑む形態
ナハトは一体ずつの悪魔同化に加え、複数の悪魔と同時に同化する戦い方も見せます。
代表的なのが、ワルグナとプルメデの力を重ねる「モード:ガルス×フェリス」です。
これは鳥型のガルスと猫型のフェリスを順番に切り替えるのではなく、2体と同時に同化する形態です。
原作29巻・第287話「贖罪の日」では、リリスとナハマーを相手に、ナハトがこの同化へ踏み込みます。
この場面の重要点は、単に飛行と高速移動を同時に使うことではなく、一つの魔法を瞬間的に最上位悪魔に匹敵する水準へ引き上げようとすることです。
そこで用いるのが、影魔法「贖罪の碑」です。
ナハトは自分自身も巻き込み、相手を影の世界へ閉じ込める手段に賭けます。
便利な能力を組み合わせて余裕を持って戦う場面というより、通常の手段では届かない相手へ対抗するための、切迫した選択として描かれています。
したがって、ガルス×フェリスを使えば、ナハトのあらゆる能力が常に最上位悪魔以上になるという意味ではありません。
私は、この場面は同化形態の強化以上に、ナハトがどこまで自分を追い込んで戦っているかが伝わるところだと感じます。
ワルグナとプルメデもその賭けに応じるため、契約で結ばれた悪魔たちとの関係にも注目したい場面です。
最上位悪魔を倒せない場面にも、ナハトの強さが表れている
4体の特性と影魔法を使いこなすナハトですが、どの相手にも一人で勝てるわけではありません。
リリスとナハマーとの戦いでは、2体同時の悪魔同化と贖罪の碑を用いても、相手の力を抑え切れず窮地へ追い込まれます。
この戦いを見ると、分身・速度・耐久・拘束といった多彩な手段があっても、敵との力の差や能力の性質によっては突破されることが分かります。
ナハトの強みは、あらゆる敵を正面から倒す火力だけでなく、情報収集・移動支援・足止めまで引き受けられる対応力です。
相手をすぐに倒せなくても、仲間が到着するまで持ちこたえることには大きな価値があります。
とくにスペード王国のように、複数の強敵へ同時に対応しなければならない戦場では、一人で担える役割の多さが作戦を支えます。
最上位悪魔が現れる背景には、冥府の門を開くクリフォト降臨の儀があります。
リリスやナハマーの位置付けから整理したい方は、クリフォトの樹・7つの門・10体の悪魔を解説した記事も参考にしてください。
私は、ナハトの戦いは「勝ったか負けたか」だけで見るより、彼が引き受けた役割まで含めて読むと印象が変わると思います。
味方の勝利のために何が必要かを考え続けるところに、副団長としての重みがあるのではないでしょうか。
ほかの魔道士との得意分野の違いが気になる方は、魔法騎士団長の強さを戦績や能力から比較した記事もあわせて読んでみてください。
ナハトとアスタは、悪魔との契約関係も力の性質も異なる
ナハトとアスタは、ともに悪魔の力を使う人物ですが、悪魔との関わり方まで同じではありません。
ナハトは従魔の儀によって悪魔を屈服させ、使役する関係を築いています。
一方のアスタは、リーベを一方的に従えるのではなく、対等な関係を選びます。
同じ悪魔同化という言葉が使われても、その前提となる契約の在り方には違いがあるのです。
| 比較項目 | ナハト | アスタ |
|---|---|---|
| 悪魔との関係 | 従魔の儀で屈服させた悪魔を使役 | リーベと対等な関係を選ぶ |
| この記事で扱う契約悪魔 | ギモデロ・スロトス・プルメデ・ワルグナ | リーベ |
| 力の中心 | 影魔法と悪魔の特性の組み合わせ | リーベの反魔法 |
| 戦い方の特徴 | モードを使い分け、多様な役割へ対応 | 反魔法を武器に相手の魔法へ対抗 |
ただし、ナハトが主従関係を結んでいるからといって、4体との間に親しさや信頼がないとは言えません。
ギモデロの親しげな態度や、危険な戦いへ応じる悪魔たちの姿を見ると、契約の形式だけでは語れない関係が感じられます。
私は、アスタとリーベの対等さに魅力を感じる一方で、ナハトと4体の悪魔が見せるやり取りにも、それぞれの積み重ねがあると思います。
リーベの力と背景については、リーベの正体・過去とアスタにつながる関係を整理した記事で詳しく解説しています。
また、悪魔を宿す敵側との違いを知りたい方は、ダークトライアド3人が宿す悪魔と能力の解説も参考になります。
ナハトが悪魔の力を使い、正しさに強くこだわる背景には、ファウスト家と弟モルゲンにまつわる過去があります。
人物背景を深く知りたい方は、ナハトの正体・過去と弟モルゲンの死を解説した記事をご覧ください。
原作で読み返すなら、修業から29巻の戦いまでを追いたい
ナハトの悪魔同化を理解したうえで原作を読むなら、アスタの修業からスペード王国への突入、最上位悪魔との対峙までを続けて追うと、能力の役割がつかみやすくなります。
読み返す目安は、27~29巻の流れです。
とくにガルス×フェリスと贖罪の碑へ注目するなら、29巻が中心になります。
29巻には第283~292話が収録されており、第285話「地獄の鬼ごっこ」、第286話「朝が来ない夜」、第287話「贖罪の日」と続きます。
戦闘だけを追う場合と、ナハトの過去を知ってから読む場合では、同じ能力の使い方にも違った重みを感じられるでしょう。
収録内容は、集英社公式『ブラッククローバー』29巻紹介でも確認できます。
私は、4体の名前を覚えたあとに読み返すと、「今は誰の力を使っているのか」が見えるようになり、ナハトの戦闘がより面白く感じられると思います。
📚️ ナハトの戦いを原作漫画で読む
必要な巻だけ読みたい方も、電子書籍ストアで巻ごとに探せます。
購入先を比較したい方は、『ブラッククローバー』の電子書籍3社比較・全巻価格をまとめた記事をご覧ください。
アニメで動きや同化形態の変化を楽しみたい方は、TVアニメ「ブラッククローバー」2nd Seasonの配信も選択肢になります。
2026年10月21日時点のアニメ公式案内では、DMM TVとAmazon Prime Videoはいずれも定額配信先に含まれています。
🎬 ナハトの活躍をアニメで楽しむ
DMM TVは、WebからのDMMプレミアム登録で月額550円(税込)が基本となり、アニメを中心に見放題作品を楽しみたい方の候補です。
視聴途中に広告を挟まず楽しみたい方にも向いていますが、登録経路による料金や対象作品は申込画面で確認してください。
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配信話数・更新日時・視聴条件はサービスによって異なり、変更される場合があります。
この記事の総括
📌 ここでのポイント
- ギモデロは「群れ」、同化モードはカニス
- スロトスは「剛健」、同化モードはエクウス
- プルメデは「俊敏」、同化モードはフェリス
- ワルグナは「鳴声」、同化モードはガルス
- ナハト自身の魔法属性は影で、悪魔同化によって各特性を戦いへ組み込む
- ガルス×フェリスは、ワルグナとプルメデとの2体同時同化
- 29巻では、最上位悪魔へ対抗するナハトの強さと限界が描かれる
ナハトの強さは、4体の悪魔が持つ異なる特性を、影魔法と組み合わせて使い分けられることにあります。
分身で翻弄し、頑強な体で耐え、高速で動き、鳴声で隙を作るという多彩な手段が、偵察や仲間の支援にもつながっています。
一方、最上位悪魔との戦いでは、その対応力だけで乗り越えられない力の差も描かれます。
だからこそ、限界へ挑む悪魔同化や、悪魔たちとともに危険な役割を引き受ける姿が印象に残るのでしょう。
4体の名前とモードの対応を押さえて読み返すと、ナハトがその場で何を狙い、どの力を選んだのかが見えてくるはずです。


