『氷の城壁』に登場する氷川小雪(こゆん)と雨宮湊(ミナト)。人付き合いが苦手な小雪と、誰にでも自然に距離を縮められる湊は、正反対のようでいて、どこか似た部分を持つ2人です。
アニメを見て「小雪と湊は最終的に付き合う?」「告白は原作の何巻何話?」「桃香と付き合った湊はどうなる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
2人の関係は簡単には進まず、恋愛感情を自覚してからも、思い込みや過去の経験によって何度もすれ違います。
結論からいうと、小雪と湊は原作12巻・第104話「修学旅行2」で互いの気持ちを確かめ、恋人同士になります。最終117話「解氷」でも別れることなく、2人の関係は続いています。
この記事では、交際に至るまでの出来事、湊と桃香の破局、最終回で描かれる2人の結末を、原作のネタバレを含めて解説します。
📝 この記事のポイント
- 小雪と湊は原作12巻・第104話で恋人同士になる
- 交際前には湊と桃香の恋愛や小雪とのすれ違いがある
- 最終14巻では恋人としての2人の関係がさらに深まる
- 第117話「解氷」では、4人が新しい季節へ進んで物語が完結する
⚠️ ネタバレ注意
ここからは原作漫画の第104話、第117話を含む終盤の展開に触れます。アニメ第1期より先の内容も含むため、未読の方はご注意ください。
氷の城壁の小雪と湊は付き合う?原作の告白と結末を解説
まずは、小雪と湊が恋人になるまでの重要な出来事を整理しましょう。
2人の恋愛は、出会いから告白まで一直線に進むわけではありません。互いを意識しながらも、気持ちを隠したり、相手の言動を誤解したりする期間があります。
そうした過程を経て、修学旅行でようやく2人の想いが重なります。
小雪と湊が付き合うのは第104話!原作12巻で恋人になる
小雪と湊が恋人同士になるのは、原作漫画第104話「修学旅行2」です。
単行本では第12巻に収録されており、交際後の様子は第13巻以降で描かれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カップル | 氷川小雪・雨宮湊 |
| 交際の転機 | 第104話「修学旅行2」 |
| 収録巻 | 原作12巻 |
| 交際後の展開 | 原作13~14巻 |
| 最終的な関係 | 恋人関係が続く |
集英社の公式書誌でも、第12巻には第103話「修学旅行1」と第104話「修学旅行2」が収録されています。
さらに第13巻の公式あらすじでは、付き合い始めた小雪と湊が、少しずつ互いへの気持ちを深めていくことが紹介されています。
つまり、第104話が交際成立の転機であり、第105話からは恋人になった2人の物語へ進むという流れです。
私が特に印象的だと感じるのは、恋愛のゴールを告白だけで終わらせていない点です。
小雪も湊も、人との関わり方に不器用な部分があります。恋人になることは2人にとって大きな進展ですが、それで悩みがすべて解決するわけではありません。
告白は物語の結末ではなく、2人が新しい関係を築き始める出発点なのです。
修学旅行で告白!小雪と湊が両思いになるまで
第104話の舞台となるのは修学旅行です。
それまでの小雪と湊は、互いに特別な感情を抱きながらも、気持ちをうまく伝えられずにいました。
小雪は、過去の経験から人と深く関わることに慎重です。湊に惹かれていると気づいても、その気持ちを素直に表現できません。
一方の湊も、自分の感情を整理しきれないまま、桃香との交際や破局を経験します。
2人の間にできた距離が再び縮まり始めるのは、湊の誕生日をきっかけとした出来事です。
第12巻では、桃香と別れて元気がない湊のために、美姫がサプライズの誕生日祝いを企画します。
小雪も湊と話すきっかけを作ろうと、誕生日プレゼントを渡そうとします。
それまで相手の様子をうかがっていた小雪が、自分から関わろうとすることが重要です。
そして修学旅行を迎えた2人は、互いの気持ちを確かめ、恋人同士になります。
⚡️ 注目ポイント
小雪と湊の告白を読むなら、原作12巻の第103話「修学旅行1」から続けて読むと、2人の関係が変化する過程を追いやすくなります。
私としては、この告白の魅力は恋愛が成就したことだけではなく、2人が自分の感情から逃げずに向き合えるようになった点にあると感じます。
特に小雪にとって、自分の気持ちを伝えることは、これまでの人付き合いのあり方を変える大きな一歩です。
付き合った後はどうなる?13巻から描かれる恋人としての関係
小雪と湊の恋愛は、第104話で終わりません。
原作13巻では、恋人になった2人が少しずつ互いへの想いを深めていきます。
これまで友達として過ごしてきた2人ですが、交際を始めたからといって、急に何もかも自然にできるわけではありません。
相手の反応を気にしたり、自分の気持ちをどこまで表現してよいのか迷ったりする部分もあります。
ただし、その不器用さこそが小雪と湊らしいところです。
小雪はもともと、自分の感情を外へ出すことが得意ではありません。一方の湊にも、他人との距離を縮めるのは得意でありながら、自分自身の本音を整理する難しさがあります。
恋人同士になった2人は、そうした違いも含めて相手を理解しようとしていきます。
さらに第14巻では、小雪が自宅で湊と一緒に誕生日を過ごす場面が描かれます。
夜になり、一人になることに寂しさを感じた小雪は、湊を引き留めて、自分の胸に秘めていた想いを伝えます。
かつて他人と距離を置いていた小雪が、自分から「一緒にいたい」という気持ちを表現できるようになる。
ここに、恋愛を通して成長した小雪の姿が表れていると私は感じます。
最終117話「解氷」の結末は?2人は別れるのか
原作の最終話は、第117話「解氷」です。
結論からいうと、小雪と湊が最終回で別れる展開はありません。
2人は恋人としての関係を続けながら、それぞれの新しい季節へ進んでいきます。
また、美姫と陽太も恋人同士になり、主要な4人の恋愛にはそれぞれ一つの区切りがつきます。
最終話で重要なのは、誰と誰が付き合ったのかという結果だけではありません。
人との関わりを避けていた小雪が、湊、美姫、陽太との交流を通じて、自分自身の気持ちや他者との距離の取り方を見つめ直したことです。
物語の序盤で小雪が作っていた「氷の城壁」は、自分を守るために必要なものでもありました。
しかし、周囲の人々と過ごすうちに、小雪は少しずつ自分から人とつながれるようになります。
最終話のタイトルである「解氷」は、そうした小雪の変化を象徴していると考えられます。
🔖 覚えておきたいポイント
最終14巻には本編の完結に加え、読者リクエストによる「付き合った後の2人」を描いたおまけが収録されています。
小雪と湊だけでなく、美姫と陽太の交際後の様子も楽しめます。
なお、原作本編では小雪と湊が結婚するところや、高校卒業後の長い生活までが描かれるわけではありません。
最終回は、2人が将来のすべてを決める結末というよりも、これからも互いと向き合いながら歩んでいくことを感じさせる終わり方です。
氷の城壁で小雪と湊がすれ違った理由は?桃香や五十嵐との関係も解説
小雪と湊が恋人になるまでには、多くのすれ違いがありました。
なかでも重要なのが、湊と桃香の交際、小雪の過去、そして美姫と陽太を含めた4人の関係です。
こうした背景を振り返ると、第104話で2人が結ばれることの意味がより深く見えてきます。
小雪と湊はなぜ惹かれ合った?正反対に見える2人の共通点
小雪は、人と接することが苦手な女子高校生です。
他人から冷たいと思われることがあっても、自分から積極的に友達を作ろうとはせず、幼なじみの美姫以外とは距離を置いていました。
そんな小雪に関心を持ち、積極的に話しかけてきたのが湊です。
湊は明るく、人と仲良くなることが得意な男子ですが、誰に対しても同じように本音を見せているわけではありません。
小雪は最初、距離を詰めてくる湊を警戒します。
しかし、湊や陽太と過ごす時間が増えるにつれて、他人と関わることに対する考え方が少しずつ変わっていきます。
湊に対しても、最初は戸惑いが大きかったものの、やがて彼の存在を特別に意識するようになります。
その変化がはっきりしてくるのが、原作7巻以降です。
集英社の公式あらすじでも、7巻では小雪が湊を少しずつ意識し始めることが紹介されています。
一方、湊も小雪との距離を縮めようとしますが、互いの気持ちを確かめるまでには時間がかかります。
私がこの2人の関係で面白いと思うのは、人付き合いが苦手な小雪と、誰にでも親しげに接する湊が、どちらも自分の本音を伝えることには不器用であるという点です。
表面的には正反対でも、相手との関係を壊すことを恐れる部分では似ています。
だからこそ、2人が少しずつ本音を伝え合えるようになる過程には説得力があるのです。
湊はなぜ桃香と付き合った?破局するのは第96話付近
小雪と湊の恋愛を語るうえで欠かせないのが、栗木桃香(くりき ももか)の存在です。
桃香は湊に好意を寄せる後輩で、積極的にアプローチします。
一方、小雪は湊への気持ちを自覚しても、自分から積極的に行動することができません。
こうした状況のなか、湊は桃香と交際することになります。
原作10巻では、小雪が湊と桃香の交際を知りながらも、湊への気持ちを捨てきれず、月子に苦しい胸の内を打ち明けます。
つまり、湊が桃香と付き合ったことで、小雪の恋愛感情が消えるわけではありません。
むしろ、自分がどれほど湊を大切に思っているのかを意識することになります。
一方の湊も、桃香と向き合おうとしながら、自分自身の感情を整理できずに悩みます。
原作11巻では、そんな湊と小雪の本音がぶつかり合う展開が描かれます。
そして、湊と桃香の交際は第96話付近で終わりを迎え、第97話「放免」へと続きます。
| 原作 | 主な出来事 |
|---|---|
| 7~8巻 | 桃香が湊へ積極的にアプローチ |
| 9~10巻 | 湊と桃香が交際。小雪は湊への想いを捨てきれない |
| 11巻 | 湊・小雪・桃香がそれぞれの本音と向き合う |
| 第96~97話 | 湊と桃香が破局 |
| 12巻 | 小雪と湊の関係が再び動き始める |
ここで注意したいのは、湊と桃香の交際を単純に「小雪への当てつけだった」と決めつけないことです。
湊は桃香と向き合おうとしますが、そのなかで自分の気持ちが整理できなくなっていきます。
桃香もまた、相手のことを好きだからこそ傷つく立場にいます。
私としては、桃香との関係が描かれたことで、湊も自分の曖昧さや本音に向き合わなければならなくなったと感じます。
この経験があるからこそ、第104話で小雪に向き合う展開にも重みが生まれるのでしょう。
小雪は元彼・五十嵐翼と復縁する?過去の恋愛が与えた影響
小雪には、中学時代に付き合っていた五十嵐翼(いがらし つばさ)という元彼がいます。
小雪が人との関わりに慎重になった背景には、過去の人間関係で傷ついた経験があります。
中学時代の恋愛も、彼女の現在の考え方を理解するうえで重要です。
原作10巻では、湊と桃香が付き合ったことを知り、苦しい気持ちを抱える小雪が五十嵐と再会します。
しかし、小雪が最終的に付き合う相手は五十嵐ではなく湊です。
五十嵐との復縁が本作の恋愛の結末になるわけではありません。
五十嵐との関係は、小雪が過去に経験した出来事と向き合うための重要な要素になっています。
かつての恋愛がうまくいかなかったからといって、これからの人間関係まで同じ結果になるとは限りません。
湊と関わるなかで、小雪は少しずつその可能性に気づいていきます。
私が小雪の成長を感じるのは、単に新しい恋人ができたことではなく、過去の経験だけを基準にせず、目の前の相手と向き合えるようになった点です。
だからこそ、湊との交際には恋愛以上の意味があると考えられます。
美姫と陽太も付き合う?もう一組の恋愛の結末
小雪と湊だけでなく、安曇美姫(あずみ みき)と日野陽太(ひの ようた)の関係も物語の大きな見どころです。
陽太は以前から美姫へ想いを寄せていますが、当初は恋人同士にはなりません。
原作8巻では、陽太の気持ちに気づいた美姫が悩み、陽太も自分の想いを伝えようとします。
しかし、2人は一度の告白ですぐに結ばれるわけではありません。
その後、互いの存在を改めて考える時間を経て、原作13巻で関係が大きく動きます。
第107話「週末 sideA」から始まるエピソードでは、美姫が陽太へ想いを伝えようとする姿が描かれます。
そして、美姫と陽太も最終的に恋人同士になります。
最終14巻には、2人の交際後を描いたおまけも収録されています。
小雪と湊は互いの本音を伝えられないことが大きな障害でしたが、美姫と陽太には長く続いてきた友人関係ならではの難しさがあります。
同じ恋愛でも、2組が結ばれるまでの過程は異なるのです。
私としては、この違いが『氷の城壁』を単純な恋愛作品ではなく、4人それぞれの成長を描く青春群像劇にしていると感じます。
アニメで小雪と湊の交際は描かれる?原作の続きを読むなら何巻?
2026年7月に終了したアニメ第1期では、小雪と湊はまだ恋人同士になっていません。
第1期は全14話で、最終話のタイトルは「爆弾」です。
この時点では、小雪と湊の関係が大きく動いているものの、原作第104話の交際成立までは描かれていません。
一方、2026年10月1日からはアニメ第2期の放送が予定されています。
ただし、第2期で原作の何話までアニメ化されるかは、放送前の段階で確定的には判断できません。
第104話の告白が第2期で描かれるかどうかについても、公式の確定情報と予想は分けて考える必要があります。
📚️ 原作情報|目的別に読むなら何巻?
- アニメ第1期の続きから読みたい:原作8巻付近から
- 湊と桃香の交際・破局を読みたい:原作9~11巻
- 小雪と湊の告白を読みたい:原作12巻
- 恋人になった後の2人を読みたい:原作13~14巻
- 最終回と交際後のおまけを読みたい:原作14巻
なお、アニメと漫画では場面の構成や心理描写の扱いが異なる場合があります。
小雪と湊がどのように距離を縮めたのかをじっくり追いたい方は、原作を序盤から読み返すと、新たな発見があるかもしれません。
交際の結末だけを確認したい場合は12巻、恋人になった後の2人まで読みたい場合は13巻・14巻が該当します。
この記事の総括
『氷の城壁』の小雪と湊は、長いすれ違いの末に恋人同士になります。
交際が成立するのは原作12巻・第104話「修学旅行2」で、最終117話「解氷」でも2人の関係は続いています。
✅️ この記事のまとめ
- 小雪と湊は原作12巻・第104話で互いの想いを確かめる
- 湊は一時期桃香と付き合うが、第96話付近で破局する
- 小雪は元彼・五十嵐とは復縁せず、湊と結ばれる
- 美姫と陽太も原作13巻で恋愛関係が進展し、恋人同士になる
- 最終14巻には小雪と湊の交際後を描くおまけも収録されている
- 最終回では、4人が新しい季節へ向かう姿が描かれる
小雪と湊の恋愛は、相手を好きになればすべてが解決するという単純なものではありません。
過去の経験に悩み、自分の気持ちをうまく伝えられず、時には相手を傷つけながらも、2人は少しずつ関係を築いていきます。
特に小雪にとって、湊との出会いは、それまで自分を守ってきた心の壁と向き合うきっかけになりました。
私が『氷の城壁』の結末で大切だと感じるのは、恋愛が成就したこと以上に、小雪が自分から人とつながろうとする姿です。
第104話は2人の恋愛の大きな転機。そして最終117話「解氷」は、小雪が新しい一歩を踏み出す物語の結末です。
2人が恋人になるまでの過程や、その後の不器用なやり取りを楽しみたい方は、ぜひ原作12~14巻を読み返してみてください。
単なるカップル成立だけでは語れない、小雪と湊の関係の変化を感じられるはずです。


