アニメも原作も最高に盛り上がっている『地獄楽』。
特に主人公の画眉丸は、冷徹な忍でありながら、妻への愛を貫くギャップが魅力的ですよね。
そんな画眉丸について、ふとこんな疑問を持ったことはありませんか?
「画眉丸って、本名なの? それともコードネーム?」
作中では「画眉丸」としか呼ばれていませんが、彼にも親から授かった本当の名前があるはず……。
気になって夜も眠れない(?)皆さんのために、今回は画眉丸の「名前」に隠された秘密を徹底的に深掘りします!
結論から言うと、作中で本名が明言されることはありませんでしたが、公式ファンブックのある描写から「ある名前」が本名である可能性が極めて高いと言われています。
この記事のポイント
- 画眉丸の本名に関する公式情報の有無
- 「画眉丸」という名前に込められた本当の意味
- 公式ファンブックで判明した「有力な説」
- 妻・結(ゆい)との関係性が示す名前の重要性
- 原作とアニメでの情報の違い
この記事を読めば、画眉丸というキャラクターの奥深さがさらに理解できるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
※ネタバレ注意
この記事には『地獄楽』のアニメおよび原作コミックスに関するネタバレが含まれています。
未読・未視聴の方はご注意ください。
画眉丸(がびまる)は本名ではない!その名前の意味と隠された過去

まず大前提として押さえておきたいのが、「画眉丸」という名前は本名ではないという事実です。
作中で彼は当たり前のように「画眉丸」と呼ばれていますが、これはあくまで彼の「役割」を示す言葉に過ぎません。
では、なぜ彼はその名で呼ばれ、本名を名乗らないのでしょうか?
「画眉丸」という呼び名の意味・由来
作中でも語られている通り、「画眉丸」とは石隠れの里における最強の忍に与えられる屋号(称号)です。

歴代の「最強」たちが代々受け継いできた名前なんだ。つまり、先代の画眉丸を倒した者が、次の画眉丸になるという血塗られた継承システムなんだよ。
- 画眉丸(がびまる):石隠れ衆筆頭の称号。個人の名前ではない。
- がらんの画眉丸:彼の通り名(二つ名)。心が「空っぽ(がらんどう)」であることに由来する。
つまり、私たちが知っている彼が生まれるずっと前から「画眉丸」という名前自体は存在していたわけです。
彼自身も、幼少期に過酷な選別を勝ち抜き、師匠(里の長)からこの名を与えられました。
これは、彼が個としての自分(本名)を殺し、里の兵器(画眉丸)として生きることを強制された瞬間でもあります。
忍としての通り名と正体の関係
『地獄楽』の世界、特に忍たちの世界では、名前は単なる記号以上の意味を持ちます。
石隠れ衆のような忍びの里では、個人の感情やアイデンティティは邪魔なものとして排除されます。
彼らにとって重要なのは「任務を遂行する機能」だけであり、「誰であるか」はどうでもいいのです。
本名が作中で明かされない理由は、まさにこの「空っぽ(がらん)」という設定を強調するためでしょう。
彼は物語の序盤、自分のことを「何も感じない、空っぽな人間だ」と語っていました。
自分の本名すら忘れてしまった(あるいは捨てることを強要された)という事実は、彼がいかに人間性を削り取られてきたかという悲しい過去の証明でもあります。
本名より“役割”が優先される世界観
この作品において、名前の扱いはキャラクターの立場を色濃く反映しています。
他のキャラクターと名前の扱いを比較してみましょう。
| キャラクター名 | 名前の性質 | 備考 |
|---|---|---|
| 画眉丸 | 屋号(称号) | 本名は隠されている。個を消された象徴。 |
| 山田浅ェ門 佐切 | 本名+役職名 | 「山田家」という家の重圧と、佐切個人の迷いが描かれる。 |
| 亜左 弔兵衛 | 本名 | 弟・桐馬との絆の象徴。自己主張が強く、名前を轟かせようとする。 |
こうして見ると、画眉丸だけが異質であることがわかります。
彼は「死罪人」として島に来ましたが、罪人としての名前すら記号化されています。
読者が「本名は何だろう?」と疑問に思うのは、物語が進むにつれて彼が人間らしい感情(妻への愛など)を取り戻していくからこそ、「人間としての彼」の名前を知りたくなるという心理が働くからではないでしょうか。
この「名前がない」状態から、「自分は何者か」を問い直す旅こそが、『地獄楽』の裏テーマとも言えます。
「じゃあ、結局最後までわからないの?」と思ったあなた。
実は、ここからが本題です。
彼の本名については、公式ファンブックにてかなり確度の高いヒントが提示されていました。
アニメではまだ描かれていない、画眉丸の深層心理に迫る設定を確認したい方は、原作のチェックがおすすめです。
【ネタバレ考察】画眉丸の本名は「朔(さく)」説が濃厚?その理由と伏線

ここからは、作品の核心に触れる内容になります。
アニメ派の方は特にご注意くださいね。
結論を申し上げますと、ファンの間では画眉丸の本名は「朔(さく)」である説が極めて濃厚とされています。
「えっ、漫画のどこに書いてあった?」と驚く方も多いでしょう。
実はこの情報、本編の連載中には明確には描かれず、またプロフィールとして断定されたわけでもないのです。
公式ファンブック・設定資料の記載
この「朔(さく)」という名前が浮上したのは、公式ファンブック『地獄楽 解体新書』に収録された描き下ろし漫画がきっかけです。

ファンブックはキャラの身長や好物だけじゃなく、こういう重要な補完エピソードが描かれているから見逃せないんだよね。
- 掲載箇所:公式ファンブック内の描き下ろし短編漫画
- シチュエーション:画眉丸と妻である結(ゆい)の日常を描いたシーン
このシーンは、画眉丸が夢現(ゆめうつつ)の状態、あるいは回想の中で描かれています。
公式プロフィールに「本名:朔」と書かれているわけではありませんが、この解体新書には画眉丸の本名に関する様々なヒントが散りばめられています。
完全に本名を公開せず、読者に考えてもらう方向性も謎解きみたいで面白いですよね。
妻(結)だけが知る名前の可能性
なぜ本編でこの名前を出さなかったのか。
これには、作者である賀来ゆうじ先生の深い意図を感じます。
島での戦いにおいて、彼は常に「画眉丸」として振る舞う必要がありました。
しかし、彼の行動原理のすべては「結の元へ帰る」こと。
「島では画眉丸(戦うための機能)」
「結の前では朔(愛する夫としての人間)」
この使い分けが、彼の精神的な支柱だったのかもしれません。
結だけが知る名前があるからこそ、彼は自分が「空っぽ」ではないと信じることができたのではないでしょうか。
本名考察:候補になりそうな説と理由
「朔」という名前の意味についても考察してみましょう。
「朔」という漢字には、以下のような意味があります。
| 意味① | ついたち(月の第一日、新月) |
|---|---|
| 意味② | はじめ、物事の始まり |
| 意味③ | 北の方角 |
ここから考察できるのは、「新しい始まり」というニュアンスです。
暗殺者として育てられ、終わりしかなかった人生において、結と出会うことで「人間としての生」が始まった。
そんな意味が込められているとしたら……非常にエモーショナルですよね。
また、月は満ち欠けするもの。「がらん(空っぽ)」だと思われていた彼が、愛によって満たされていく物語の構成ともリンクしているように感じます。
原作とアニメで本名情報に差はある?
現時点(2026年時点)でのアニメシリーズでは、この「朔」という名前は登場していません。
アニメは基本的に原作漫画に忠実に作られていますが、この情報はファンブック由来であるため、アニメ本編で扱われるかは未知数です。
しかし、アニメの演出で、結が口パクで名前を呼ぶシーンなどが追加される可能性はゼロではありません。
あるいは、アニメ完結後の特典やOVAなどで触れられるかも……?
ファンブックに描かれた「結との日常」は、画眉丸の人間性を知る上で欠かせないエピソードです。
アニメを見て「もっと二人の関係を知りたい!」と思った方は、ぜひ原作とファンブックを手に取ってみてください。
特に、二人の会話の空気感は、文字で読むとより一層胸に迫るものがありますよ。
この記事の総括

今回は『地獄楽』の主人公・画眉丸の本名について考察してきました。
最後に、これまでの要点をまとめておきましょう。
この記事のまとめ
- 「画眉丸」は石隠れ衆最強の忍に与えられる屋号であり、本名ではない。
- 本名は作中では明言されていないが、ファンブックの描写から「朔(さく)」説が濃厚。
- 「朔」には「始まり」という意味があり、結との新しい人生を示唆している可能性がある。
- アニメ派も、より深く楽しむためには原作やファンブックの補完がおすすめ。
画眉丸はただの最強キャラではなく、名前一つにもこれだけ深い背景と、読者に想像の余地を残す魅力的なキャラクターなんですね。
「朔」という名前の意味を噛み締めながら、もう一度アニメや漫画を見返してみてください。
彼が結のことを想うシーンや、佐切との対話の中で見せる表情が、これまでとは違って見えるはずです。
『地獄楽』は、知れば知るほど味わい深い作品です。
まだ原作を完走していない方、公式ファンブック(解体新書)未読の方は、ぜひこの機会に深淵なる『地獄楽』の世界へ踏み込んでみてください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


