『ブラッククローバー』最終章でルシウス・ゾグラティスが生み出した新たな戦力が、聖騎士(パラディン)です。
翼や角、光輪を持つ神聖な姿をしている一方、その正体は浄化された悪魔の力を人間へ宿した存在。「パラディンは全部で何人?」「誰がパラディンになった?」「それぞれどんな能力を使う?」「宿している悪魔は誰?」と整理したくなる設定です。
結論からいうと、作中で個人名まで判明しているパラディンは、シスター・リリー、ヒース、ユルル、モルゲン、モリス、アシエ、ダムナティオの7人です。
ただし、7人すべての「宿した悪魔の名前」が判明しているわけではありません。ここを混同すると、モリス=ルチフェロなど誤った組み合わせになりやすいため注意が必要です。
📝 この記事のポイント
- 名前が判明しているパラディンは7人
- パラディンはルシウスが霊魂魔法で生み出した新たな人類
- 宿した悪魔まで判明しているのはリリー・モルゲン・ダムナティオ
- アシエやモリスが宿した悪魔の固有名は明かされていない
- アスタの反魔法はパラディン化を解除できる重要な対抗手段
- 原作最終回まで含め、7人の最後も整理
⚠️ ネタバレ注意
この記事では『ブラッククローバー』最終章から原作最終回までのパラディンの正体、能力、戦闘結果、生死に触れています。未読の方はご注意ください。
ブラッククローバーのパラディン一覧|7人の能力と宿した悪魔
パラディンとは?ルシウスが悪魔を浄化して生み出した聖騎士
パラディンとは、ルシウス・ゾグラティスが自身の霊魂魔法と悪魔の力を利用して作り上げた新たな人類です。
ルシウスは冥府の悪魔たちを支配し、その力を浄化。さらに浄化した悪魔を人間の中へ受肉させることで、従来の悪魔憑きとは異なる存在を誕生させました。
パラディン化した人物には、角・翼・光輪といった天使を思わせる特徴が現れます。
しかし見た目が神聖になったからといって、本人が自分の意思でルシウスに従っているとは限りません。
象徴的なのがシスター・リリーです。リリー本人の人格や感情は残っていましたが、ルシウスの霊魂魔法によって「ルシウスこそ正しい」という価値観を魂へ強制的に刻み込まれた状態になっていました。
つまり、単純な催眠や洗脳というより、魂そのものへ干渉して行動原理を書き換えている点が恐ろしいところです。
⚔️ 強さ・能力のポイント
- 元々持っていた本人の魔法を使用できる
- 宿した悪魔の魔法属性が追加される場合がある
- 悪魔の膨大な魔力によって基礎能力が大幅に上昇
- 非常に高い再生能力を持つ
- 魂そのものをルシウスに書き換えられている
私がパラディンで特に厄介だと感じるのは、単純な魔力量だけではなく、それまで存在していたキャラクターの能力へ悪魔由来の能力が上乗せされることです。
生前から最上位クラスだったモルゲンやアシエが強化されると、それだけで魔法騎士団長級すら圧倒する敵になってしまいます。
パラディン7人の能力・悪魔・最後を一覧で比較
まずは、作中で名前が判明しているパラディン7人を一覧で整理します。
| パラディン | 元の魔法 | 追加能力・魔法 | 宿した悪魔 | 最終的な状態 |
|---|---|---|---|---|
| シスター・リリー | 水魔法 | 空間魔法 | ベルゼブブ | パラディン化解除・最終回では回復 |
| ヒース・グライス | 氷魔法 | 浄化悪魔の力 | 名称不明 | ヨスガに敗北 |
| ユルル | 獣魔法 | 浄化悪魔の力 | 名称不明 | アスタがパラディン化を解除 |
| モルゲン・ファウスト | 光魔法 | 闇魔法 | ルキフグス | 最終決戦で撃破 |
| モリス・リバルダート | 改造魔法 | 土魔法 | 名称不明 | ルシウス敗北後に消滅 |
| アシエ・シルヴァ | 鋼鉄魔法 | 水魔法 | 名称不明 | 復活後も再び撃破 |
| ダムナティオ・キーラ | 天秤魔法 | 大気魔法 | バアル | パラディン化解除・最終回では回復 |
⚡️ 注目ポイント
重要なのは、悪魔の名前が不明だから「悪魔を宿していない」という意味ではないことです。ヒース、ユルル、モリス、アシエも浄化された悪魔の力を与えられていますが、その悪魔の固有名までは明示されていません。
シスター・リリー|水魔法+ベルゼブブの空間魔法
最初にパラディンへ変えられたのが、アスタの故郷ハージ村で暮らしていたシスター・リリーです。
もともとの属性は水魔法。巨大な水の拳を作るなど、魔法騎士ではないながら高い魔法能力を見せていました。
ルシウスはそんなリリーへ、冥府の三支配者の一角でもあるベルゼブブを受肉させます。
ベルゼブブの属性は空間魔法です。
その結果、パラディンとなったリリーは水魔法だけでなく、空間そのものを支配・移動する能力まで獲得。日ノ国ではヒースやユルルとともに龍禅七人衆を追い詰めました。
さらに水魔法と空間魔法を組み合わせた攻撃も可能で、単に「シスター・リリーの魔力が強くなった」というレベルではありません。
一方で、アスタとの戦いでは「本当は殺したくない」というリリー自身の感情が残っていることも判明します。
アスタが反魔法を込めた絶天で斬ったことで、ベルゼブブの力とルシウスの支配は解除されました。
そして原作最終回では、回復したリリーが再びハージ村の人々と関わっている姿も描かれています。
私としては、リリーの戦いはパラディンが「本人の人格を完全に消した別人」ではないことを最も分かりやすく示した場面だったと感じます。
ヒース・グライス|死者として復活した氷魔法のパラディン
ヒース・グライスは、物語序盤でアスタたちの初任務に立ちはだかった氷魔法の使い手です。
ソッシ村でアスタ、ノエル、マグナと戦った人物ですが、最終章ではルシウスによって復活し、パラディンとして日ノ国へ送り込まれます。
パラディン後も中心となる属性は氷魔法。
リリーと連携した複合攻撃を放つなど、序盤とは比較にならないほど強化され、龍禅七人衆を相手に戦える領域へ到達しました。
ただし、ヒースへ受肉させられた悪魔の固有名や、その悪魔由来と明言された別属性は確認できません。
日ノ国では無生ヶ嶽ヨスガと戦い、最終的に敗北しています。
その後、終盤ではヒースの遺体がルシウスに利用される場面もありますが、これは「ヒース本人が普通に復活した」という意味ではありません。
序盤で一度退場した敵を最終章で再登場させることで、ルシウスの「死者すら戦力へ変えられる」という異常さを見せたキャラクターでもあります。
ユルル|獣魔法で相手の恐怖を具現化するパラディン
ユルルは、シスター・リリー、ヒースとともに日ノ国へ現れたパラディンです。
扱うのは獣魔法。
とくに危険なのが、相手の心に潜む恐怖を読み取り、それを「ボギーマン」として具現化する能力です。
イチカにとっての恐怖を突きつけ、さらにアスタの前では「自分はユノより弱いのではないか」というアスタ自身の不安まで形にしました。
物理的な強さだけではなく、相手の心を折る方向から攻められるため、初見では非常に対処しづらい能力です。
しかし日ノ国で修業したアスタは、自分の弱さや迷いとすでに向き合っていました。
恐怖を乗り越えたアスタにはボギーマンが決定打にならず、最後は反魔法を乗せた絶天によって敗北。ルシウスとの接続を断たれ、人間の姿へ戻されています。
ユルルについても、宿した悪魔の固有名は判明していません。
私はユルル戦を見ると、パラディン攻略には単純な戦闘力だけでなく、「元になった人間や魔法との相性」もかなり重要だったことが分かると思います。
モルゲン・ファウスト|光魔法+ルキフグスの闇魔法
モルゲン・ファウストは、ナハト・ファウストの双子の弟で、生前はヤミと同じ魔法騎士団で活動していました。
本来の属性は光魔法です。
しかし、すでに死亡していたモルゲンをルシウスが復活させ、さらに最上位悪魔ルキフグスを受肉させたことでパラディン化します。
ルキフグスから得たのは闇魔法。
つまりパラディン・モルゲンは、光魔法と闇魔法という正反対に見える2属性を同時に操ります。
しかも生前から高い才能を持つモルゲンが、最上位悪魔の魔力まで獲得しているため、純粋な戦闘能力もパラディンの中で最高峰です。
ヤミの闇魔法へ同じ闇魔法で対抗できるうえ、光魔法による速度と高火力も備えており、ヤミたちを大きく苦しめました。
一度倒された後も、ルシウスが魔導書塔の力を利用したことで怪物化した姿として再び復活します。
最終局面ではヤミ、ナハト、イチカに加え、ルシウスを見限ったアドラメレクの力まで関わる戦いとなり、完全に撃破されました。
モルゲンがなぜ死亡したのか、ナハトとの関係、ルキフグスの正体まで詳しく知りたい方は、モルゲンの正体とルキフグスとの関係を解説した記事もあわせてご覧ください。
また、終盤でヤミへ手を貸した悪魔については、アドラメレクの正体とルシウスを裏切った理由で詳しく整理しています。
モリス・リバルダート|改造魔法+土魔法でメレオレオナと激突
モリス・リバルダートは、ダイヤモンド王国で人体実験を行っていた魔導学者です。
もともとの属性は改造魔法。
スペード王国編ではルチフェロから力を与えられ、一時的に重力魔法まで扱っていました。
ここで注意したいのが、パラディンとなったモリスが宿している悪魔をルチフェロと断定してはいけないことです。
ルチフェロの力を使っていたのはスペード王国編のモリス。
その後、ルシウスによってパラディンとして復活した際には、改造魔法に加えて土魔法を使うようになります。
この土魔法を与えた浄化悪魔の固有名は、作中では明かされていません。
パラディン化したモリスは改造魔法も大幅に強化され、触れた対象や魔法を崩壊させる危険な能力を発揮。さらに高い再生能力を利用し、メレオレオナとの消耗戦に持ち込みました。
メレオレオナに一度倒された後も怪物化したパラディンとして復活しますが、最終的にはルシウスの敗北に伴って消滅しています。
モリスのダイヤモンド王国時代、ルチフェロとの関係、改造魔法については、モリスの正体と強さ・最後を解説した記事で詳しくまとめています。
アシエ・シルヴァ|鋼鉄魔法+水魔法を使うノエルの母
アシエ・シルヴァは、ノエル、ノゼル、ネブラ、ソリドの母親で、かつて「銀翼の大鷲」の団長を務めた人物です。
生前からメレオレオナさえ高く評価するほどの実力者で、属性は鋼鉄魔法。
メギキュラの呪いによって死亡していましたが、ルシウスによって復活し、パラディンとして自分の子供たちの前へ立ちはだかります。
パラディン化後に加わったのが水魔法です。
ノエルと同じ水属性を持つことになったのは非常に象徴的ですが、アシエへ受肉させられた悪魔の名前までは明かされていません。
生前から完成度の高かった鋼鉄魔法に水魔法、浄化悪魔の魔力と再生能力が加わり、ノゼルたちを圧倒します。
最初の戦いではノエルだけでなく、ノゼル、ネブラ、ソリドも力を合わせることでアシエを撃破。バラバラだったシルヴァ家の兄妹が母親との戦いを通して一つになる、最終章でも特に印象的な戦いとなりました。
その後、怪物化した姿で再び復活しますが、最終局面ではメレオレオナによって倒されています。
強さだけで見てもアシエはパラディン上位候補です。実際、原作完結時点の実力者を比較したブラッククローバーのキャラ強さランキングTOP20でも、モルゲンと並ぶ最終章屈指の戦力として扱っています。
ダムナティオ・キーラ|天秤魔法+バアルの大気魔法
ダムナティオ・キーラは、クローバー王国の魔法議会で裁判を取り仕切っていた王族です。
元の属性は天秤魔法。
相手の魔法へ干渉し、力の均衡を操作できる特殊な能力を持っています。
ルシウスによってパラディン化したダムナティオには、最上位悪魔バアルが受肉させられました。
バアルから得たのが大気魔法です。
空気を操って目に見えにくい斬撃を放てるため、天秤魔法による魔法への干渉と組み合わせると非常に厄介です。
黒の暴牛が日ノ国のアスタを呼び戻すため「運命の扉」を発動しようとした際には、その妨害役として魔女の森へ襲来。
黒の暴牛の団員たちを次々と倒し、儀式そのものを阻止しかけます。
しかし帰還したアスタには天秤魔法が通じません。
そもそもアスタは魔力を持たず、大気魔法も反魔法で消せるため、ダムナティオにとって極めて相性の悪い相手でした。
最後はアスタの絶天によって倒され、パラディン化を解除されています。
原作最終回では回復し、再びクローバー王国で活動していることも確認できます。
私はダムナティオ戦が、「パラディンがどれほど強くても反魔法との相性までは覆せない」と示した代表的な戦いだと思います。
パラディンの能力はなぜ強い?悪魔・弱点・守護天使との違い
📌 ここでのポイント
パラディンが強い理由は「本人+浄化悪魔」の能力を使えるから
パラディンの強さを理解するうえで重要なのは、完全に新しいキャラクターへ変身するのではなく、元の人物が持っていた能力を土台にして強化される点です。
シスター・リリーなら水魔法。
モルゲンなら光魔法。
アシエなら鋼鉄魔法。
ダムナティオなら天秤魔法。
こうした元々の属性を失うのではなく、その上へ浄化された悪魔の膨大な魔力や新しい魔法属性が重なります。
さらに肉体そのものも強化され、通常なら致命傷となる損傷から立て直せるほど高い再生力を持つ個体もいます。
モリスがメレオレオナを相手に消耗戦を仕掛けられたのも、この再生能力が大きな理由でした。
つまりパラディンは、「強い悪魔を宿した人間」というだけではなく、ルシウスが人間と悪魔の長所を意図的に組み合わせて作った兵士と考えると分かりやすいでしょう。
悪魔一覧と一致しない?ヒース・ユルル・モリス・アシエは名称不明
パラディンについて調べると混乱しやすいのが、「7人いるなら7体の悪魔も全部判明しているのでは?」という点です。
しかし、原作で明確に対応関係を確認できるのは次の3組です。
- シスター・リリー=ベルゼブブ
- モルゲン=ルキフグス
- ダムナティオ=バアル
一方、ヒース、ユルル、モリス、アシエについては、浄化された悪魔を宿していることは分かっていても固有名は明かされていません。
とくに間違えやすいのがモリスです。
スペード王国編でモリスへ力を与えていたルチフェロと、パラディン化後に土魔法を与えた悪魔は同一だと確認されていません。
そのため、現時点では「パラディン・モリスの悪魔=ルチフェロ」ではなく「名称不明の浄化悪魔」として扱うのが安全です。
同様にアシエも、水魔法を使うからといって既存の特定悪魔へ勝手に結びつけることはできません。
🔖 覚えておきたいポイント
「追加された魔法属性が判明している」ことと、「その魔法を持つ悪魔の固有名まで判明している」ことは別です。悪魔名が原作で明示されていない人物は、無理に既存悪魔へ当てはめない方が正確です。
パラディンで一番強いのは?モルゲン・アシエ・モリスが上位候補
7人を単純な強さ順へ並べるのは簡単ではありません。
戦った相手や能力相性が大きく異なるためです。
ただし、原作での戦闘描写を見る限り、特に高い戦闘力を見せた候補としてはモルゲン、アシエ、モリスが挙げられます。
モルゲンは光魔法と闇魔法を併用し、ヤミやナハトを相手に圧倒的な力を発揮。
アシエは生前からメレオレオナ級の実力者であり、パラディン化によってさらに強化されています。
モリスは改造魔法の特殊性と再生力によって、メレオレオナを消耗戦へ引き込めるほどでした。
ダムナティオも、黒の暴牛をほぼ一人で追い詰めた点を考えれば非常に危険です。
一方でリリーやユルルは特殊能力が強力であり、相手によっては上位陣以上に攻略が難しくなる可能性があります。
私としては「パラディン最強=一人だけが圧倒的」というより、純粋な戦闘力ならモルゲンやアシエ、特殊能力込みならモリスやダムナティオも極めて危険と見るのが自然だと考えています。
作品全体での位置まで比較したい方は、原作完結時点のブラッククローバー最強キャラランキングも参考にしてみてください。
守護天使はパラディンではない|人数に含めない理由
審判の日には、モルゲン、モリス、アシエなどのパラディン以外にも、空を飛ぶ天使のような兵士が大量に登場します。
これが守護天使です。
見た目がパラディンと似ているため、「この大量の天使もパラディンなの?」と混同しやすいのですが、両者は分けて考える必要があります。
守護天使はルシウスが複数の人間を融合させて人工的に作った存在で、パラディンを補佐する戦力です。
一方、パラディンは特定の人間へ浄化した悪魔を受肉させた存在。
そのため、この記事の「パラディン一覧7人」には守護天使を含めていません。
さらにルシウス本人もパラディンの創造者・指導者であり、7人のパラディンの一人として数えてはいません。
ここを分けて整理すると、最終決戦の敵側勢力がかなり理解しやすくなります。
パラディン最大の弱点はアスタの反魔法
膨大な魔力、複数属性、高速再生まで備えるパラディンですが、明確な天敵が存在します。
それがアスタの反魔法です。
日ノ国で絶天を完成させたアスタは、相手が魔法を放つ瞬間へ反魔法を合わせることで、パラディンの魔法そのものを打ち消しながら斬れるようになりました。
重要なのは、アスタがユルルやリリー、ダムナティオを倒した際、ただ肉体へ大ダメージを与えたわけではないことです。
浄化悪魔の力やルシウスとの魔法的なつながりへ反魔法で干渉し、パラディン化そのものを解除しています。
これは他の魔道士には真似しにくい攻略方法です。
どれほど膨大な魔力を持っていても、アスタにとっては「消せる魔法」であることに変わりません。
だからこそルシウスはアスタを自らの理想世界にとって最大の「欠陥」とみなし、徹底的に排除しようとしました。
アスタが最終的にどこまで強くなったのかは、アスタの反魔法・悪魔同化・絶天と最終的な強さで詳しく解説しています。
パラディンはアニメに登場している?2026年9月時点では未アニメ化
パラディンは原作最終章で登場する設定です。
2026年9月28日時点では、パラディン編はまだTVアニメ化されていません。
2026年10月3日から始まるTVアニメ2nd Seasonは、ヤミやヴァンジャンスが連れ去られた後、アスタたちが漆黒の三極性や冥府の悪魔へ立ち向かうスペード王国側の物語から続いていきます。
パラディンが登場するのは、そのさらに先の最終章です。
そのため、アニメだけを追っている方にとっては、シスター・リリーやモルゲンがパラディンになる展開自体がかなり先の重大ネタバレとなります。
原作では35巻付近からパラディンとの戦いが本格化し、36~38巻ではクローバー王国を舞台にした最終決戦が描かれます。
アニメより先にパラディン編まで読みたい方は、ブラッククローバーの漫画はどこで読めるのかを比較した記事も参考にしてください。
この記事の総括
📌 ブラッククローバーのパラディン一覧まとめ
- 名前が判明しているパラディンは7人
- シスター・リリーは水魔法+ベルゼブブの空間魔法
- ヒースは氷魔法を使い、宿した悪魔名は不明
- ユルルは獣魔法で相手の恐怖を具現化する
- モルゲンは光魔法+ルキフグスの闇魔法
- モリスは改造魔法+土魔法で、パラディン時の悪魔名は不明
- アシエは鋼鉄魔法+水魔法で、宿した悪魔名は不明
- ダムナティオは天秤魔法+バアルの大気魔法
- 守護天使はパラディンとは別の戦力なので7人には含めない
- アスタの反魔法はルシウスとの接続を断ち、パラディン化を解除できる
『ブラッククローバー』のパラディンは、単純に「悪魔の力を使う強敵」というだけではありません。
死亡した人物を復活させたり、味方だった人物を敵へ変えたりしながら、元々の魔法へ悪魔の力を追加できるところにルシウスの恐ろしさがあります。
シスター・リリーのように大切な人が敵へ変えられ、モルゲンやアシエのような死者までかつての仲間や家族へ牙をむくため、最終章では一つ一つの戦いに人間関係そのものが絡んできます。
その一方、アスタの反魔法によってルシウスの支配から救われたリリーやダムナティオもいます。
私としては、パラディンという設定は「誰が一番強いか」だけでなく、ルシウスが目指した“完全な世界”と、欠点や迷いを抱えながら自分の意思で進むアスタたちとの違いを象徴する存在だったように感じます。
能力だけを一覧で見ると非常に強力ですが、元の人物との関係まで意識して最終章を読み返すと、モルゲンとナハト、アシエとシルヴァ家、リリーとアスタなど、それぞれの戦いが持つ意味もより分かりやすくなるでしょう。


