今回は、大人気コミック『チェンソーマン』の中でも屈指の人気を誇るキャラクター、レゼについて徹底的に語り尽くしたいと思います。
「ボムガール編」でデンジの心を大きく揺さぶった彼女ですが、「結局最後はどうなったの?」「もう再登場しないの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、コミックスの描写を一つ一つ拾い上げながら、彼女の結末や隠された真意について深く考察していきますよ!
・レゼの最終局面(カフェでの約束〜路地裏での悲劇)を徹底解説!
・彼女のデンジに対する感情は本物だったのか、行動から読み解く考察。
・マキマに回収された後の展開と、武器人間としての「現在」について。
・第二部での再登場の可能性はあるのか?
本記事は『チェンソーマン』原作コミックス第5巻〜第6巻(レゼ編/ボムガール編)、および第10巻以降の重大なネタバレを含みます。
まだ該当エピソードを読んでいない方は、ぜひ原作をお読みになってから戻ってきてくださいね!
チェンソーマンのレゼは最後どうなった?爆弾の悪魔の最終局面を徹底解説

カフェでの約束の真相とマキマとの直接対決の行方

レゼ編のクライマックスといえば、やはりコミックス第6巻収録の第52話「失恋・花・チェンソー」の展開ですよね。
読者の心をえぐるような、美しくも残酷な結末でした。
ここでは、彼女が迎えた最終局面について、具体的な描写とともに振り返ってみましょう。
ソ連の国家秘密の部屋でモルモットとして訓練された刺客であり、「爆弾の悪魔」の心臓を持つ武器人間であった彼女。
デンジの心臓(チェンソーマン)を奪うために彼に近づきましたが、激しい死闘の末にデンジとともに海へ落下します。
そこでデンジから血を分け与えられて助けられた彼女は、デンジから思いがけない言葉をかけられました。
「今日の昼にあのカフェで待ってるから」という、一緒に逃げようという提案です。
刺客としての任務を放棄し、一人の少女としてデンジの元へ向かう決意をしたその行動こそが、レゼというキャラクターの魅力を爆発させました。
- デンジとの激闘の末、海辺で助けられ「一緒に逃げよう」とカフェでの再会を約束する。(第51話・6巻)
- 新幹線で逃亡を図るかと思いきや、引き返してデンジの待つカフェへ向かう。
- カフェへ続く路地裏で、無数のネズミの中から現れたマキマに強襲される。
- マキマと天使の悪魔によって致命傷を負い、カフェの扉を目の前にして倒れる。(第52話・6巻)
彼女は確かに、デンジが待つカフェのすぐ近くまで来ていました。
しかし、路地裏に足を踏み入れた瞬間、支配の悪魔であるマキマとの直接対決の行方が残酷な形で提示されます。
マキマの正体「支配の悪魔」を徹底解説!【チェーンソーマン】で彼女が狙った本当の目的とは?
ネズミの群れから現れたマキマに対し、彼女は即座に臨戦態勢をとりましたが、圧倒的な力の差の前に為す術がありませんでした。
ここで重要なのは、マキマが「天使の悪魔」の能力(槍)を使用してレゼに致命傷を与えたという事実です。
ただの物理攻撃ではなく、寿命を武器に変える特殊な力を持った一撃によって、彼女は倒れ伏すことになりました。
以下の表に、路地裏での対峙シーンにおける両者の状況をまとめました。
| キャラクター | 行動・状況(第52話・6巻) |
|---|---|
| レゼ | カフェへ向かう途中、ネズミに気づき警戒。マキマの出現に対し即座に爆破能力で応戦しようとするが、腕を切り落とされる。 |
| マキマ | ネズミの大群を媒介にして瞬間移動のように現れる。天使の悪魔の槍を使用し、レゼに決定的な一撃を与える。 |
カフェの中で、花束を持って無邪気に待ち続けるデンジ。
そのすぐ外の路地裏で、彼に会うために戻ってきた彼女が倒れているという対比は、本作の中でも最も切ないシーンの一つと言えるでしょう。
この一連の描写は、ぜひ原作コミックスでその空気感を含めて確認していただきたいです。
(提案)
この圧倒的な絶望感と切なさが交差する第52話のシーン。まだ読んでいない方や、もう一度あの感情を味わいたい方は、ぜひ電子書籍でじっくりと振り返ってみてはいかがでしょうか?
デンジを殺せなかった理由と恋愛感情は本物だったのか?

続いて考察したいのは、「なぜレゼは最後までデンジを殺しきれなかったのか?」という点です。
ソ連の冷酷な刺客である彼女が、ターゲットであるデンジに対して抱いた感情は、果たして本物の恋愛感情だったのでしょうか?
物語の前半、第40話「恋・花・チェンソー」での雨の日の出会いから、学校への侵入、そして花火大会でのキスに至るまで、彼女の行動はすべて「チェンソーマンの心臓を奪うための計算」だと思われていました。
実際、彼女自身もデンジに対して「全部嘘だった」と言い放つシーンがあります。
しかし、行動の端々に隠された真意や伏線を読み解くと、異なる景色が見えてきます。
彼女がデンジを殺せなかった最大の理由は、デンジの中に自分と同じ「普通を知らない不遇な境遇」を見出し、深く共鳴してしまったからではないでしょうか。
- 夜の学校でのプールデート。デンジに「学校に行かせてやりたかった」と本音を漏らすような描写。(第42話・5巻)
- 海辺のデートシーンでの何気ない会話。普通の日常を楽しむことへの憧れ。
- 最終決戦後、自分を殺そうとしたはずの相手(自分)を助け、本気で逃げようと誘ってくれたデンジの純粋さ。(第51話・6巻)
ソ連の国家秘密の部屋で、幼い頃から戦うためのモルモットとして育てられた彼女には、「普通の青春」などありませんでした。
極貧の中でヤクザにこき使われてきたデンジの過去を聞き、彼女は自分と重ね合わせたはずです。
だからこそ、カフェでの約束の真相は、「任務や刺客としての宿命を捨ててでも、デンジと一緒に普通の人生を歩んでみたい」という、彼女の心からの願いの表れだったのだと考察できます。
以下の表は、彼女の「嘘」と「本音」が入り混じっていたと思われる行動の対比です。
| 行動・発言 | 刺客としての「嘘(建前)」 | 少女としての「本音(真意)」 |
|---|---|---|
| 学校への侵入・夜のプール | デンジを油断させ、孤立させるための罠。 | 自分も経験したかった「普通の学生生活」の疑似体験を楽しんでいた。 |
| カフェへ向かう路地裏での最後の笑顔 | (もはや刺客としての未練はない状態) | デンジに会えるかもしれないという期待と、彼への純粋な好意。 |
最後の最後、マキマに倒される直前の彼女の表情。
あの切なくも優しい表情は、デンジに対する恋愛感情が本物であったことを物語っています。
「田舎のネズミと都会のネズミ」の例え話が作中で登場しますが、彼女は最終的に、平和だけど退屈な「田舎のネズミ」としてデンジと生きる道を選ぼうとしたのです。
マキマに回収されたその後の展開と復活の可能性を考察

武器人間としての不死性と第1部終盤での再登場

第52話の路地裏でマキマによって倒され、完全に退場してしまったかのように見えたレゼ。
しかし、ファンの間で「彼女は絶対にまた登場するはず!」と信じられていたのには、明確な理由があります。
それは、彼女が「爆弾の悪魔」の心臓を持つ「武器人間」だからです。
チェンソーマンの世界において、悪魔でも魔人でもない「武器人間」という存在は非常に特殊です。
彼らの最大の特徴は、心臓のスターター(レゼの場合は首のピン)を引けば、何度でも蘇る「不死性」を持っていることです。
首を切られた後の展開であっても、血を飲ませてトリガーを引けば復活できるというチート級の耐久力を持っています。
そのため、マキマと天使の悪魔によって致命傷を負わされた際も「死亡した」わけではなく、実質的には「マキマに敗北し、身柄を回収された状態」だったと考察できます。
そしてその事実を裏付けるように、彼女はコミックス第10巻収録の第86話「デートチェンソー」にて、衝撃の再登場を果たしました。
- 致命傷を負っても、血を補給しトリガー(首のピン)を引けば復活できる。
- 第52話で倒れた後、マキマ(支配の悪魔)の支配下に置かれた。
- 第86話にて、公安対魔特異5課の一員としてマキマの背後に控える形で再登場。(第10巻)
- この時の彼女は完全に洗脳状態にあり、かつてのデンジへの想いや記憶は封じられている様子だった。
再登場した際の彼女は、他の武器人間たち(サムライソードやクァンシなど)と共に、チェンソーマンに心酔する「マキマの駒」として立ちはだかりました。
カフェでデンジと待ち合わせをしたあの日の彼女の面影はなく、ただ支配の悪魔の命令に従うだけの存在になってしまっていたのは、非常に残酷な伏線回収でしたね。
以下の表は、第86話で再登場した際のレゼの状況まとめです。
| 項目 | 第1部終盤(第86話以降)の状況 |
|---|---|
| 所属・立場 | 公安対魔特異5課の一員(マキマの配下) |
| 自我・記憶 | マキマの洗脳下にあり、過去の記憶やデンジへの感情は見られない。 |
| 戦闘の結末 | チェンソーマンとの激戦の末に再びバラバラにされるが、武器人間のため死亡はしていない。 |
洗脳された状態とはいえ、再びボムガールとしての圧倒的な戦闘力を見せつけた第1部終盤の展開。マキマとの最終決戦に向けて怒涛の展開が続く第10巻は必見です!
第2部(現在)でのレゼはどうなっているのか?再登場の可能性

さて、多くの読者が最も気になっているのは、「第1部完結後、そして第2部(学校編以降)の現在、彼女はどうなっているのか?」という点ですよね。
結論から言うと、現在のところ第2部において彼女はまだ再登場していません。
第1部のラストでマキマが倒されたことにより、支配の悪魔の洗脳は解けたはずです。
実際、第2部に入ってからは、かつてレゼと共にマキマに支配されていた武器人間たちが次々と再登場を果たしています。
サムライソードやクァンシ、さらには須郷ミリ(長剣の武器人間)やバルエム(火炎放射器の武器人間)などが物語の鍵を握るキャラクターとして再登場している中、レゼだけが意図的に登場を伏せられているのです。
この「不自然なまでの不在」こそが、今後の重要な伏線になっていると考察できます。
- 他の主要な武器人間がすでに第2部で再登場しており、彼女だけが登場しない理由がない。
- マキマの死により洗脳が解けているため、本来の自我(デンジへの想いを持つ彼女)に戻っている可能性が高い。
- ソ連の刺客としての過去や素性など、まだ明かされていない謎(本名など)が残されている。
現在の彼女がどこで何をしているのかについては、いくつかの説が考えられます。
一つは、クァンシやサムライソードのように「公安の管理下に入り、デビルハンターとして活動している」という説。
もう一つは、ソ連の追手から逃れながら「普通の学生」としてどこかで身を潜めているという説です。
以下の表で、第1部でマキマに支配されていた主要な武器人間の第2部での動向を比較してみましょう。
| キャラクター | 第2部での動向・現在 |
|---|---|
| クァンシ(弓) | 公安のデビルハンターとして再登場し、デンジたちをサポート。 |
| サムライソード(刀) | 公安施設に収容された後、デンジたちと行動を共にする展開に。 |
| レゼ(爆弾) | 未登場。生死や現在の所属は一切不明のまま。 |
作者である藤本タツキ先生は、読者の予想を裏切る劇的なタイミングでキャラクターを再登場させる天才です。
デンジが精神的に最も追い詰められた時、あるいは物語の最大のクライマックスにおいて、あのカフェでの約束を果たすかのように彼女がデンジの前に現れるのではないか……と、ファンとしては期待せずにはいられませんね。
【この記事の総括】チェンソーマンのレゼの結末と今後の展望

いかがだったでしょうか?
レゼというキャラクターは、ただの敵役にとどまらず、デンジの青春と喪失を象徴するヒロインとして、今なお色褪せない魅力を持っています。
最後に、今回の考察の結論をまとめておきましょう!
レゼの最後と今後のまとめ
- 第52話の路地裏でマキマと天使の悪魔により致命傷を負い、デンジとのカフェでの約束は果たせなかった。
- しかし「武器人間」の不死性により死亡はしておらず、マキマに回収された。
- 第86話にてマキマの洗脳下で再登場するも、第1部完結時に洗脳は解けたと推測される。
- 彼女のデンジへの感情は「共感」から生まれた本物であり、だからこそ逃亡の道を選ぼうとした。
- 第2部では他の武器人間が再登場する中、彼女だけが未登場。今後、劇的なタイミングでの復活・再会が強く期待されている!
劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』はアニメ映画作品の中でも上位のヒット作となりました。
あの切ない海辺のデートシーンや、雨の日の電話ボックスでの出会い·迫力のバトルシーンは、私も感動させられました。
彼女(レゼ)への注目度は今後さらに高まっていくこと間違いなしです。
原作コミックスを何度も読み返しながら、彼女の再登場と幸せな結末を心待ちにしましょう!
レゼ編の復習や、彼女が登場する第1部の熱い展開をイッキ見したい方は、ぜひアニメ版や電子書籍で振り返ってみてください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回の考察記事でお会いしましょう!


