アニメ『幻想水滸伝』の主人公として登場するリリュウ。
「原作ゲームにもいた人物?」「リオウとは別人?」「ナナミやジョウイとはどんな関係?」と、名前や正体が気になった方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、リリュウは原作ゲーム『幻想水滸伝II』の主人公に、アニメ版で付けられた名前です。
新たに追加された別の主人公ではなく、ゲンカクに育てられ、ナナミやジョウイと故郷で過ごした少年に当たります。
この記事では、媒体による名前の違いと命名の由来、家族や親友とのつながりを整理し、リリュウという主人公の魅力をひもときます。
📝 この記事のポイント
- リリュウは『幻想水滸伝II』主人公のアニメ版での名前
- ゲームではプレイヤーが命名し、小説版ではリオウと呼ばれる
- ゲンカクは養父、ナナミは義姉、ジョウイは幼なじみで親友
- 少年兵として始まる立場と、仲間を守ろうとする心が人物理解の鍵
※本記事は2026年10月3日時点の公式情報をもとにしています。
※原作ゲームの主人公の立場・紋章と、アニメ第1話の公式あらすじに触れますが、重要人物の生死や最終的な結末は伏せています。
幻想水滸伝のリリュウの正体は?原作主人公と名前の違いを整理
📌 ここでのポイント
リリュウは何者?『幻想水滸伝II』の主人公に当たる少年
リリュウは、ハイランド王国のキャロの街に関わる地方部隊、ユニコーン少年兵部隊に所属する少年です。
アニメ公式の人物紹介でも、この所属と、幼い頃にゲンカクに引き取られた経歴が示されています。
ここで押さえたいのは、アニメのタイトルが『幻想水滸伝』でも、物語の土台になっているのはシリーズ第2作の『幻想水滸伝II』だという点です。
KONAMIによるアニメ化の発表も、『幻想水滸伝II』のテレビアニメ化として行われました。
そのため、シリーズ第1作の主人公と、リリュウを同じ人物として考えると設定が混ざってしまいます。
第1作の主人公は帝国の将軍テオ・マクドールの息子ですが、『II』の主人公はゲンカクに育てられた少年兵という異なる立場から物語を歩み始めます。
作品を見分けるときは、「ジョウイやナナミとつながる主人公がリリュウ」と覚えると分かりやすいでしょう。
私は、リリュウの人物像を理解するうえでは、最初から英雄として見るより、故郷へ帰ることを楽しみにしている少年として捉えることが大切だと感じます。
戦争の中心へ進んでいく人物にも、出発点には家族や友人と過ごす身近な暮らしがあるからです。
原作の舞台や主人公の背景は、KONAMI公式の『幻想水滸伝II』紹介でも確認できます。
リリュウとリオウは別人?ゲーム・小説・アニメの呼び名を比較
リリュウを調べると、「リオウ」「II主人公」「2主人公」といった呼び方も出てきます。
これらは基本的に、『幻想水滸伝II』の主人公を媒体や説明の仕方に応じて呼んでいるものです。
ただし、ゲーム版の主人公に、最初からリリュウという固定名が設定されていたわけではありません。
ゲームでは、プレイヤー自身が主人公の名前を付けます。
| 媒体・表記 | 主人公の呼び名 | 押さえておきたい違い |
|---|---|---|
| 原作ゲーム『幻想水滸伝II』 | プレイヤーが付ける名前 | リリュウという固定名で始まる作品ではない |
| 小説版『幻想水滸伝II』 | リオウ | 小説で主人公に用いられた名前 |
| テレビアニメ『幻想水滸伝』 | リリュウ | アニメ制作に際して設定された名前 |
| 攻略・作品解説など | II主人公・2主人公 | プレイヤーごとに名前が違っても通じる呼び方 |
したがって、リリュウとリオウが物語の中に別々の人物として登場する、という意味ではありません。
同じ原作主人公に対応する人物を、アニメと小説で異なる名前によって描いていると整理できます。
一方で、呼び名が対応しているからといって、台詞や心情の描き方、出来事の見せ方まで完全に同一だと決めつけることはできません。
ゲームではプレイヤーが受け止めていた主人公の気持ちも、アニメでは表情や声として具体的に示されるからです。
私は、この違いを知っておくと、昔の解説でリオウと書かれていても戸惑わず、それぞれの作品を楽しめると思います。
名前の違いは、主人公の正体が変わった証拠ではなく、作品を別の媒体で届ける際の表現の違いなのです。
「リリュウ」という名前の由来は?作品世界に合う響きと込められた意味
リリュウという名前については、制作側がインタビューで命名の経緯を説明しています。
まず前提にあったのは、名前を自由に付けられるゲームと違い、アニメでは登場人物が主人公を呼ぶための名前が必要になるという事情です。
そのうえで、ナナミやジョウイと並んだときの自然さや、東洋と西洋の要素が混ざる作品世界に合う響きが考えられました。
命名のきっかけになったのは、荘子に由来する「驪龍頷下の珠」という言葉です。
制作側は、この言葉について、命を懸けて求めるほど貴重なものを表す解釈に触れ、そこからリリュウという名前を取ったと説明しています。
公式の英字表記はRiliuです。
ここは、作中で明かされる出生の秘密と、制作上の命名理由を区別して読む必要があります。
名前に龍の字を含む言葉が使われていても、それだけでリリュウが龍の化身だとか、特別な血統を持つ人物だと判断することはできません。
私は、この由来を知ると、仲間や大切な日常の価値を問い直す物語に似合う名前だと感じます。
ただし、「名前が特定の結末を予告している」という読み方まで進めるなら、それは公式設定ではなく考察として扱うべきでしょう。
ゲンカクは実父?リリュウの生い立ちと家族関係
ゲンカクは、リリュウにとって養父に当たる人物です。
アニメ公式では、キャロで道場を開いていたゲンカクに、リリュウが幼い頃に引き取られたと紹介されています。
原作ゲームの公式プロローグでも、ゲンカクは養父、ナナミは義理の姉として説明されています。
つまり、「ゲンカクに育てられた」という事実を、そのまま「ゲンカクの実の息子」と言い換えることはできません。
家族関係を整理すると、次のようになります。
| 人物 | リリュウとの関係 | 人物理解のポイント |
|---|---|---|
| ゲンカク | 養父 | 幼いリリュウを引き取り、育てた人物 |
| ナナミ | 義姉 | 同じくゲンカクに育てられた家族 |
| ジョウイ | 幼なじみ・親友 | アトレイド家で育った、故郷を共有する友人 |
ジョウイも幼い頃から一緒に過ごした大切な存在ですが、ゲンカクの養子という家族関係まで同じではありません。
この違いを押さえると、三人の距離の近さと、それぞれが背負う家庭の事情を分けて理解できます。
なお、本記事で確認した公式プロフィールには、リリュウの実父母の身元を特定する説明はありません。
そのため、出生について「実は王族」「誰かの隠し子」といった説を、確認済みの正体として紹介することはできません。
私は、リリュウの家族を理解する際には、血筋の謎以上に、誰と暮らし、誰から教えを受けたのかに目を向けたいと思います。
ゲンカクとナナミの存在は、リリュウにとって故郷が単なる場所ではなく、大切な人のいる居場所であることを伝えてくれます。
穏やかな少年なのになぜ戦う?仲間思いな性格から主人公を読む
アニメ公式は、リリュウを仲間を大切にする、優しく穏やかな少年として紹介しています。
この性格は、彼を「戦いに強い主人公」としてだけ見ると見落としやすい部分です。
原作ゲームのプロローグでも、主人公の心に浮かぶのは故郷や家族、親友の存在でした。
大きな野望を実現することより、身近な暮らしへ帰ることが、物語の始まりにあるのです。
それだけに、戦争へ巻き込まれる展開では、本人の望む日常と、周囲から求められる役割の隔たりが重く響きます。
ここからは私の考察ですが、リリュウの魅力は、穏やかさと戦う覚悟が単純な反対の性質ではないところにあると思います。
大切な人を守りたい気持ちは、戦いを避けたい理由にも、危険へ立ち向かう理由にもなるからです。
だからこそ、彼が何かを選ぶ場面では、勝てるかどうかに加えて、誰のためにその選択をするのかを見てみると人物像が深まります。
リリュウを理解する鍵は、強さの大きさだけでなく、その強さで何を守りたいのかにあります。
優しい性格という紹介を、決断できない人物だという意味に置き換えず、物語の中でどのような覚悟につながるのかを追いかけたいところです。
リリュウの声優は熊谷俊輝さん!アニメで描かれる主人公像に注目
アニメでリリュウを演じる声優は、熊谷俊輝さんです。
ジョウイ役は土屋神葉さん、ナナミ役は日原あゆみさんが担当します。
リリュウは、名前が設定されたことに加え、声や表情によって気持ちが伝わる主人公として描かれます。
熊谷さんは制作陣とのインタビューで、プレイヤーの解釈が関わるゲーム主人公を演じる難しさにも触れています。
この話は、アニメ版のリリュウを見るうえで興味深い手がかりです。
ゲームを遊んだ人には自分なりの主人公像があり、アニメでは、その主人公に一つの演技としての表現が加わるからです。
私は、こうした作品では、台詞の内容だけでなく、返事をするまでの間や、友人の言葉を聞く表情にも注目すると楽しみが増すと思います。
同じ出来事でも、リリュウが何を感じたのかが伝わることで、以前とは違う印象を受けるかもしれません。
原作を知っている方も、アニメから入る方も、リリュウ・ジョウイ・ナナミの三人が一緒にいるときの雰囲気を確かめてみてください。
リリュウとナナミ・ジョウイの関係は?主人公の役割と物語の見どころ
📌 ここでのポイント
ナナミは恋人ではなく義姉!リリュウの帰る場所を支える家族
ナナミは、リリュウにとって義理の姉です。
二人はゲンカクに育てられた家族であり、血のつながった実の姉弟として紹介されているわけではありません。
アニメ公式の人物紹介では、ナナミは明るく活発で、リリュウが出兵している間は家を守る存在として描かれています。
そのため、リリュウとの距離が近く、世話を焼く姿を見ても、基本の関係は姉と弟です。
親しさだけを根拠に、恋人や恋愛相手と説明すると、二人の家族としての背景が伝わらなくなってしまいます。
ナナミの存在を考えるときは、リリュウが戦場へ出る前から共有している暮らしに目を向けると分かりやすいでしょう。
周囲が彼を兵士や指導者として見るようになっても、ナナミとの関係には、それ以前から続く家族としての時間があります。
私は、この距離の近さが、物語に温かさと切実さの両方を与えていると感じます。
リリュウが大きな役割を引き受けることと、家族が彼の無事を願うことは、いつも同じ方向を向くとは限らないからです。
二人の場面では、言葉のやり取りに加え、ナナミが何を心配し、リリュウがその気持ちをどう受け止めるのかにも注目したいですね。
ナナミの人物像や原作での展開まで知りたい方は、ナナミの正体・生存条件とベストエンドの解説をご覧ください。
リンク先は終盤の生死に関するネタバレを含むため、結末を伏せて楽しみたい方は、先に作品を進めることをおすすめします。
ジョウイはどんな存在?同じ未来を信じた幼なじみで親友
ジョウイは、リリュウの幼なじみで親友です。
二人は同じユニコーン隊に所属し、戦場でも行動を共にする間柄として物語に登場します。
ただし、家庭の背景は同じではありません。
リリュウがゲンカクに引き取られて育った一方、ジョウイはキャロの名士であるアトレイド家で育ちました。
アニメ公式では、ジョウイが家名に縛られてきたことや、穏やかな態度の内側に強い信念を持つことも示されています。
この違いは、二人を似た性格の親友という一言だけでは捉えきれない理由の一つです。
同じ街で育ち、同じ出来事を経験しても、育った環境や、背負っているものまで同じとは限りません。
ここからは私の考察ですが、リリュウとジョウイの関係を楽しむには、仲のよさだけでなく、同じ問題をどう受け止めるのかを見比べることが大切だと思います。
相手を大切に思っていても、何を優先し、どんな方法を選ぶかには違いが生まれるからです。
第1話の公式あらすじでも、二人は再会を約束して滝へ飛び込み、離れ離れになる経験をします。
その約束を交わす関係が、これからの出来事の中でどう描かれるのかが、作品を追う大きな楽しみになります。
リリュウとジョウイは、主人公と脇役という整理だけでは収まらない、物語の中心を担う二人です。
原作で二人の道が分かれる事情まで知りたい方は、ジョウイが裏切った理由と原作の結末の解説で詳しくまとめています。
こちらも重要な展開を扱うため、初見の方は閲覧するタイミングにご注意ください。
輝く盾の紋章を宿す主人公!「盾」の名前だけでは分からない役割
原作ゲーム『幻想水滸伝II』の主人公を象徴する力が、輝く盾の紋章です。
ゲームでは主人公が右手に宿し、ジョウイの黒き刃の紋章と対になる重要な存在として扱われます。
主人公の正体を調べていると、この紋章の名前も一緒に出てくるのは、そのためです。
ただし、人物の名前がリリュウになったことと、原作における紋章の設定は、別の情報として整理しましょう。
リリュウという呼び名はアニメ制作に際して付けられたものですが、輝く盾の紋章は原作ゲームの主人公に関わる設定です。
また、盾という名前から、常に攻撃を防ぐだけの力だと想像すると、ゲームでの役割を捉えきれません。
原作では回復を含む複数の効果を持ち、仲間を支える働きと戦闘での力の両面があります。
具体的な技や効果を知ることも面白いのですが、人物紹介としては、まず主人公と親友が対になる紋章を持つという関係を押さえておくとよいでしょう。
私は、二人の人物像を考える際、この「対になっている」という点が興味深いと感じます。
近い関係にある二人が、それぞれ異なる力を持つことで、協力にも対比にも注目できるからです。
ただし、盾を持つ主人公は善、刃を持つジョウイは悪というように、紋章名だけで性格や立場を決めつける読み方は避けたいところです。
それぞれの行動を、守りたいものや選んだ方法と合わせて見ていくことで、物語の奥行きが伝わってきます。
ゲームでの4つの能力や、始まりの紋章との関係については、リリュウの輝く盾の紋章の能力・設定解説で詳しく整理しています。
なぜ主人公として人を率いるのか?少年兵から変わっていく立場
『幻想水滸伝II』の主人公は、ハイランド王国の少年兵として物語を始め、やがてハイランドに対抗する新同盟軍を率いる立場へ進みます。
最初から軍を動かせる指導者だったわけではなく、出会いと経験を通じて背負うものが増えていく主人公です。
この変化を考える際、アニメ第1話の公式あらすじが示す出発点は重要です。
リリュウとジョウイは、故郷へ帰れるはずだった夜に奇襲を受け、追い詰められて滝へ飛び込みます。
その後、リリュウは敵側に当たる都市同盟軍の傭兵砦で目を覚まし、自分たちの身に起きた出来事へ疑問を抱くようになります。
祖国と敵国という区分が、本人の経験によって揺さぶられる始まりなのです。
私は、この出発点があるからこそ、主人公がどの旗の下に立つのかという問題に重みが生まれると思います。
誰かから教えられた敵味方の区分と、実際に出会った人の姿が、必ずしも一致しないからです。
そして、多くの人を率いる立場になると、自分と身近な友人だけではなく、さまざまな願いを持つ仲間にも向き合うことになります。
強さを手に入れるほど、悩みがすべて消えるとは限らない点も、この主人公を追う面白さでしょう。
なお、ここで説明している指導者としての役割は、原作ゲームにおける主人公の立場です。
アニメの未放送場面の台詞や、そこで表現される細かな心情まで、ゲームと同一だと断定するものではありません。
アニメと原作ゲームの関係を詳しく知りたい方は、『幻想水滸伝』アニメの原作範囲と構成の解説も参考にしてください。
リリュウの物語は何から楽しむ?アニメ・原作ゲーム・漫画の選び方
リリュウに興味を持った方は、自分がどんな形で物語に触れたいかによって、入り口を選べます。
アニメで知った名前と人物像をそのまま追いたいなら、テレビアニメから楽しむのが自然です。
家族や親友とのやり取りを、声や表情、音楽と一緒に受け止められるのがアニメの魅力でしょう。
一方、主人公として世界を歩き、仲間との出会いや選択を体験したいなら、原作ゲーム『幻想水滸伝II』が候補になります。
『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争/デュナン統一戦争』には、第1作と第2作が収録されています。
ゲームを始める際には、主人公の名前を自分で付けるため、アニメと同じリリュウという名前でなければ物語が変わる、ということはありません。
また、漫画で読みたい方には、古知屋さんによる『幻想水滸伝 The Anime ~本物の英雄~』というアニメのコミカライズがあります。
この作品の公式紹介でも、主人公リリュウと親友ジョウイから始まる物語が案内されています。
ただし、『幻想水滸伝』には、異なるシリーズ作品を扱う漫画もあります。
作品名に幻想水滸伝と付いているだけで、すべてリリュウの物語を描いているわけではありません。
| 楽しみたい内容 | 入り口の候補 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| リリュウの声や表情、人間関係を見たい | テレビアニメ『幻想水滸伝』 | 原作は『II』に当たる |
| 原作主人公として物語を体験したい | ゲーム『幻想水滸伝II』 | 主人公の名前は自分で付ける |
| アニメ関連の物語を漫画で読みたい | 『幻想水滸伝 The Anime ~本物の英雄~』 | アニメのコミカライズである |
| シリーズの別の物語も知りたい | 第1作や、別シリーズの関連作品 | 主人公・舞台・時代が異なる場合がある |
私は、初めて触れる方には、まず気になる媒体でリリュウ・ジョウイ・ナナミの関係を味わってから、別の作品へ広げていく楽しみ方が合うと思います。
名前やシリーズの知識を先にすべて覚えなくても、三人が大切にしているものを追うことで、物語の入り口は見えてくるはずです。
漫画の種類や読める場所を確認したい方は、『幻想水滸伝』の漫画はどこで読める?各作品の違いと配信先の解説で整理しています。
この記事の総括
📌 ここでのポイント
- リリュウの正体は、『幻想水滸伝II』主人公に対応するアニメ版の少年
- ゲームはプレイヤーが命名、小説はリオウ、アニメはリリュウ
- ゲンカクは養父、ナナミは義姉、ジョウイは幼なじみで親友
- 名前の由来と、作中の出生・血統に関する設定は別の情報
- 大切な人を守りたい気持ちと、背負う役割の変化に注目すると人物理解が深まる
『幻想水滸伝』のリリュウは、原作とは無関係に追加された主人公ではなく、『幻想水滸伝II』の主人公をアニメで描くために名前が設定された人物です。
リオウとの違いも、別々の人物が存在するという意味ではなく、媒体によって主人公の呼び名が異なることから生まれています。
そして、リリュウを形作っているのは、養父ゲンカクから受けた教え、義姉ナナミとの暮らし、親友ジョウイと共有した時間です。
主人公としての大きな役割を知る前に、彼が誰と過ごし、何を大切にしていたのかを見ると、物語の選択がより心に届きます。
私は、リリュウの魅力は、力を持つ人物としての姿と、故郷や仲間を思う少年としての姿を、両方追いかけられるところにあると感じます。
アニメや原作に触れる際は、戦いの結果だけでなく、ナナミやジョウイに向ける表情にも注目してみてください。


