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【PSYREN】ミスラの正体は?クァト・ネヴァスとの関係・真の黒幕と最後を徹底解説

少年·青年マンガ
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『PSYREN -サイレン-』で、天戯弥勒のそばに現れ、未来のW.I.S.Eでは元老院に位置している謎の人物・ミスラ

予知能力を思わせる「かがり火」を使い、弥勒へ助言を与えていることから、序盤ではW.I.S.Eを支える協力者のようにも見えます。

しかし物語終盤では、「ミスラの正体は何者?」「弥勒を操っていた本当の黒幕なの?」「クァト・ネヴァスやウロボロスとはどんな関係?」「約束の涙とは?」「最後は誰に倒された?」という疑問が一気につながっていきます。

結論からいうと、ミスラは「星を喰う者」クァト・ネヴァスの意志を地上へ伝える伝達者であり、弥勒とW.I.S.Eを利用して地球をクァト・ネヴァスの捕食へ導いていた存在です。

つまり、長くラスボスのように見えていた弥勒のさらに背後にいた、『PSYREN』終盤の真相を握る人物でした。

📝 この記事のポイント

  • ミスラの正体はクァト・ネヴァスの意志を伝える「伝達者」
  • 未来ではW.I.S.E元老院に所属しているが、本当の目的は別にある
  • 天戯弥勒の思想と力を利用し、地球を捕食へ導いていた
  • 「約束の涙」を取り込むことでクァト・ネヴァスとの結びつきが決定的になる
  • サイレン世界ではグラナ、歴史改変後の現代ではアゲハと弥勒がミスラを倒す
  • 弥勒は世界崩壊に関与した人物だが、ミスラの計画にも利用されていた

⚠️ ネタバレ注意

ここからは『PSYREN -サイレン-』原作16巻までの重大なネタバレを含みます。ミスラの正体、世界崩壊の原因、天戯弥勒との関係、最終決戦についても触れています。

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この記事を書いた人
otoji

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PSYRENのミスラの正体とは?クァト・ネヴァスとの関係

ミスラはW.I.S.Eの元老院にいる謎の人物

ミスラは、天戯弥勒へ助言を与えながら行動する謎の人物です。

未来のサイレン世界ではW.I.S.Eの元老院に属しており、弥勒や星将たちとは少し異なる立場から組織を見ています。

一人称は「ボク」。外見や言動も独特で、初登場時から普通のW.I.S.E構成員とは明らかに異なる雰囲気を漂わせています。

ただし、ここで重要なのは「ミスラ=W.I.S.Eの思想に賛同している仲間」ではないという点です。

W.I.S.Eそのものは弥勒が中心となって形成したPSI能力者集団であり、既存の人間社会を否定して新たな世界を作ろうとしていました。

一方、ミスラが見ているのはそのさらに先です。

W.I.S.Eの目的や星将との関係については、W.I.S.Eの正体・目的と星将メンバーを解説した記事で詳しく整理しています。

私は、ミスラがW.I.S.Eの中心ではなく「少し離れた位置」に置かれていること自体が、後の正体を示す伏線だったように感じます。

彼女にとってW.I.S.Eは帰属する場所というより、目的達成のために利用できる巨大な装置に近かったのでしょう。

本当の正体はクァト・ネヴァスの意志を伝える「伝達者」

ミスラの正体を理解するうえで絶対に外せないのが、クァト・ネヴァスです。

クァト・ネヴァスは、人類が誕生するよりはるか以前から宇宙を生き続けてきた「星を喰う者」

力が衰えると惑星を捕食し、その生命を利用して再び転生するという、人間とはまったく異なるスケールで存在する生命体です。

ミスラの本質的な役割は、このクァト・ネヴァスの意志を伝える「伝達者」でした。

つまりミスラの背後には、最初から地球外の巨大な捕食者が存在していたことになります。

存在 正体・役割
ミスラ クァト・ネヴァスの意志を地上へ伝える伝達者
クァト・ネヴァス 惑星を捕食して転生を繰り返す「星を喰う者」
ウロボロス クァト・ネヴァスと世界崩壊を結びつける巨大天体
天戯弥勒 W.I.S.Eを率いて新世界を作ろうとするが、ミスラに利用される

ここまで分かると、『PSYREN』の敵の構造はかなり見え方が変わります。

表面的にはアゲハたちとW.I.S.Eの戦いですが、そのさらに背後で地球そのものを狙っていたのがクァト・ネヴァスであり、両者をつなぐ役割を果たしていたのがミスラだったのです。

「この体は借りている」発言が意味するもの

ミスラを単純な「宇宙人」と考えると、少し分かりにくくなります。

重要なのは、作中でミスラが自分の身体を借り物として扱っていることです。

もともとの肉体そのものがクァト・ネヴァスだったわけではなく、人間の身体がクァト・ネヴァス側の存在によって「器」として利用されていると考えると理解しやすいでしょう。

未来では、その器となっている身体にも限界が近づいていました。

そこでミスラは、新たな器としてマリーへ目を付けます。

この点からも、ミスラという存在を「目の前にいる一人の女性」だけで捉えることはできません。

🔖 覚えておきたいポイント

ミスラの肉体と、ミスラを通して地球へ干渉するクァト・ネヴァス側の意志は分けて考える必要があります。「人間の身体を器として利用する存在」という構造を押さえると、マリーを狙った理由や「この体は借りている」という発言も理解しやすくなります。

私はこの設定を知ると、ミスラの不気味さが単純な強さとは別のところにあると感じます。

倒すべき敵が一人の人間ではなく、その身体の向こう側に惑星規模の存在がいるからです。

ミスラの能力「かがり火」と予知・テレパシー

ミスラは正体だけでなく、PSI能力も非常に特殊です。

代表的なのが「かがり火」と呼ばれる予知系の能力。

未来の出来事を読み取るような力を持つほか、遠く離れた弥勒へテレパシーで情報を伝えるなど、トランス系に近い性質を見せています。

さらに戦闘では、物質を分解するように破壊する危険な攻撃も使用します。

そのためミスラは、「未来を読んで弥勒を導く参謀役」にとどまる人物ではありません。

直接戦闘でもW.I.S.E最高戦力級と渡り合えるほど危険な存在です。

実際、物語終盤のミスラは弥勒を追い詰めるほどの力を見せています。

作中の強者たちと比較した位置づけについては、PSYREN最強キャラクターランキングでも詳しく比較しています。

私としては、ミスラの怖さは単純な火力以上に、「予知・精神への干渉・情報伝達・直接攻撃」という複数の役割を一人で担える点にあると思います。

約束の涙を取り込むと何が起こる?

ミスラの正体を決定的にするアイテムが「約束の涙」です。

物語終盤では、アゲハたちが世界崩壊を防ぐため、この約束の涙をめぐって行動することになります。

そしてミスラは最終的に約束の涙を入手し、自らの体内へ取り込みます。

これによってクァト・ネヴァスとの結びつきはさらに深まり、ミスラはそれまで以上に人間離れした存在へ変化します。

つまり約束の涙は、単純な「パワーアップアイテム」ではありません。

クァト・ネヴァスと地上のミスラをより直接的につなぐ重要な鍵だったわけです。

原作16巻ではCALL.141「約束の涙」、CALL.142「王冠」、CALL.143「道を」、CALL.144「生きろ」と続き、ミスラとクァト・ネヴァスをめぐる真相が最終局面へ入ります。

ここは『PSYREN』全体の謎が一気に収束する場面なので、結末を知ったあとに読み返すと印象がかなり変わる部分です。

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ミスラは真の黒幕?弥勒を利用した目的と最後を解説

なぜミスラは天戯弥勒を利用したのか

ミスラが長い時間をかけて利用した人物こそ、天戯弥勒です。

弥勒は国家機密研究組織グリゴリで実験体06号として扱われた過去を持ち、人間社会そのものへ強い不信と憎悪を抱くようになりました。

そこへ入り込んだのがミスラです。

ミスラは弥勒へ接触し、その強大な力と思想を利用しながら、自分たちの目的へと導いていきます。

ただし注意したいのは、弥勒に意思がなく、すべてミスラに操られていただけではないことです。

弥勒には弥勒自身の思想があります。

既存の人間社会を壊し、自分たち特異能力者を中心とする新たな世界を作るという考えは、彼自身の経験と選択から生まれたものでした。

ミスラはそこを利用したのです。

天戯弥勒自身の過去やグリゴリ06号としての正体については、天戯弥勒の正体・過去と本当の目的を解説した記事で詳しく紹介しています。

私はこの関係が、『PSYREN』の敵役を単純な善悪で分けられなくしている重要な部分だと思います。

弥勒は利用された被害者でもありますが、自ら人間社会を破壊しようとした加害者でもある。その両方を切り離せません。

世界を滅ぼした真の黒幕は誰だった?

では、「PSYRENの世界を滅ぼした本当の黒幕は誰なのか?」という疑問はどう整理すればよいのでしょうか。

ミスラを物語を裏側から動かした黒幕と表現することはできます。

ただし、世界崩壊をミスラ一人の行動だけで説明するのも正確ではありません。

人物・存在 世界崩壊との関係
天戯弥勒 W.I.S.Eを率い、旧世界を壊して新世界を作ろうとする
W.I.S.E 人間社会へ攻撃を行い、未来世界では巨大勢力となる
ミスラ 弥勒を利用し、クァト・ネヴァスの目的へ世界を導く
クァト・ネヴァス 地球そのものを捕食対象とする「星を喰う者」

つまり「弥勒が世界を滅ぼした」という序盤の理解から、「弥勒とW.I.S.Eの破壊のさらに背後で、ミスラとクァト・ネヴァスによる星の捕食が進められていた」という真相へ更新されていきます。

サイレン世界が未来の日本だったことや、W.I.S.E・ウロボロスがどのように世界崩壊へ関わったのかは、サイレン世界の正体と日本が滅びた理由をあわせて読むと時系列が分かりやすくなります。

私はこの「ラスボスだと思っていた弥勒にも、その背後があった」という反転が、『PSYREN』終盤の大きな魅力だと感じます。

サイレン世界ではグラナがミスラを撃破

ミスラには、歴史改変前のサイレン世界と、アゲハたちが未来の情報を持ち帰った後の現代で異なる結末があります。

まずサイレン世界では、クァト・ネヴァスによる地球の捕食が本格化。

ミスラの真意を知った弥勒も抵抗しますが、圧倒的な力によって追い詰められていきます。

そこで決定的な一撃を与えるのが第一星将グラナです。

グラナはミスラを奇襲し、その肉体を破壊します。

ただし、ここでミスラの肉体を倒したからといって、クァト・ネヴァスそのものまで消滅したわけではありません。

すでに地球規模の崩壊は始まっていました。

その後、弥勒とグラナは残された力を使い、クァト・ネヴァスを地球から排除するため最後の行動へ向かいます。

この未来で何が起きたのかは、PSYREN最終回の結末・弥勒とサイレン世界の最後でも詳しく整理しています。

敵として登場した弥勒とグラナが、最後には地球を守る側へ回る展開は非常に印象的です。

歴史改変後はアゲハと弥勒が共闘する

しかし『PSYREN』は、未来で起きた出来事をそのまま受け入れて終わる物語ではありません。

未来で世界崩壊の真相を知ったアゲハたちは、その情報を現代へ持ち帰ります。

そして最終局面では、アゲハが自分たちの旅で得た記憶と、ネメシスQの主である07号の思いを弥勒へ伝えることが大きな転換点になります。

弥勒はそこで、ミスラの真意を知ることになります。

一方、ミスラは約束の涙を入手。

クァト・ネヴァスとの結びつきを強め、弥勒の前へ戻ってきます。

しかし、すでに未来の真相を知った弥勒にとって、ミスラはもはや協力者ではありません。

ここで、それまで敵同士だった夜科アゲハと天戯弥勒が、ミスラという共通の敵を前に共闘します。

⚡️ 注目ポイント

アゲハたちは未来で「ミスラが何をするのか」を知ったからこそ、現代の弥勒へその情報を届けられました。未来へ行って原因を知り、過去へ戻って原因そのものを変えるという、PSYRENゲームの構造が最終決戦で最大限に活かされています。

長い間最大の敵として描かれてきた弥勒と主人公のアゲハが並んで戦う。

私はこの展開が、タイムトラベルものとしての『PSYREN』が最も気持ちよく収束する瞬間の一つだと思います。

ミスラの最後とクァト・ネヴァスはどうなった?

約束の涙を取り込んだミスラは、弥勒へ襲いかかります。

しかし、その前に立ちはだかったのがアゲハです。

最終局面のアゲハはノヴァへ到達しており、暴王の月をさらに高い次元で扱える状態になっています。

そして弥勒とアゲハの連携によって、ミスラは追い詰められます。

最終的にミスラはアゲハと弥勒によって撃破され、約束の涙とともに消滅します。

これによって、未来で起きたのと同じ形でミスラがクァト・ネヴァスを地球へ導く流れは阻止されました。

つまり現代側では、未来で得た情報を利用して世界崩壊の原因そのものへ先回りすることに成功したわけです。

ただし、未来のサイレン世界そのものが最初から存在しなかったことになるわけではありません。

『PSYREN』では時間改変によって世界の扱いが単純に上書きされるのではなく、サイレン世界側にもその後の結末が描かれます。

そのため最終回は「過去を変えて未来を消した」で終わるのではなく、二つの世界の行方まで含めて読むことが重要です。

💡 考察ポイント

ミスラは終盤で突然現れた強敵というより、「なぜウロボロスが地球へ来たのか」「なぜ弥勒の計画が世界崩壊へつながったのか」を一本につなぐ存在です。ミスラの正体を知ってから読み返すと、W.I.S.Eとの戦いそのものがさらに大きな捕食者との戦いの一部だったことが見えてきます。

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この記事の総括

今回は『PSYREN -サイレン-』に登場するミスラの正体について、クァト・ネヴァスやウロボロス、天戯弥勒との関係、約束の涙、最後まで解説しました。

✅️ ミスラの正体まとめ

  • ミスラは未来のW.I.S.Eで元老院に属する謎の人物
  • その本質は「星を喰う者」クァト・ネヴァスの意志を伝える伝達者
  • 人間の身体を器として利用しており、未来では新たな器としてマリーにも目を付ける
  • 予知系の「かがり火」やテレパシー、強力な攻撃能力を持つ
  • 天戯弥勒の憎悪と力を利用し、クァト・ネヴァスの目的へ導いていた
  • 約束の涙を取り込むことでクァト・ネヴァスとの結びつきがさらに強くなる
  • サイレン世界ではグラナによって肉体を破壊される
  • 歴史改変後の現代ではアゲハと弥勒が共闘し、ミスラを撃破する
  • 弥勒は世界崩壊へ関与した張本人の一人だが、同時にミスラから利用されていた
  • ミスラの正体を知ることで、W.I.S.E・ウロボロス・世界崩壊という大きな謎が一本につながる

物語の中盤まで、世界を滅ぼした最大の敵に見えていたのは天戯弥勒とW.I.S.Eでした。

ところが終盤になると、その弥勒さえミスラに利用され、さらにミスラの背後には惑星そのものを捕食するクァト・ネヴァスが存在していたことが明らかになります。

この「敵だと思っていた人物のさらに背後に、本当の世界崩壊の構造が隠されていた」という反転こそ、ミスラというキャラクターの最大の役割でしょう。

そして未来で真相を知ったアゲハが、その情報を過去の弥勒へ届けることで歴史が変わる。

私は、序盤から繰り返してきた「未来へ行き、過去へ戻る」というPSYRENゲームそのものが、ミスラとの最終決戦へつながっていく構成が非常にきれいだと感じます。

ミスラの正体を知ったあとなら、天戯弥勒の正体と過去サイレン世界が滅びた本当の理由、そしてPSYREN最終回の結末を続けて確認すると、物語全体の因果関係がさらに分かりやすくなります。

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